豪栄道も先場所は優勝争いに加わり、12勝3敗。「地力のある力士なので、下位に取りこぼしをせずに優勝争いに加われば面白い存在になりそうです。捨て身の首投げは“豪栄道スペシャル”といわれる得意技ですが、この技が出るのは脇が甘い証拠。出ないときのほうが相撲の調子はいい」(専門誌記者)
新関脇の琴勇輝は、先場所は1横綱2大関を倒して12勝を挙げ、殊勲賞を受賞した元気者。「琴勇輝は大の風呂好きで、ほぼ毎日、銭湯通い。スーパー銭湯の炭酸泉と水風呂に交互に浸かることで、故障した左膝の状態もすっかり良くなったそうです」(スポーツ紙記者)
先場所は十両で優勝。一場所で西前頭7枚目に返り咲いた大砂嵐と、同じく十両から返り入幕を果たした遠藤からも目が離せない。「永谷園『お茶漬け海苔』のCMに出演している遠藤ですが、実は猫舌で熱いものが苦手。おいしそうに食べる画(え)がなかなか撮れず、30回も撮り直しをしたそうです」(前同)
幕内力士で最重量、214キロの逸ノ城は先場所11勝して、西前頭2枚目まで番付を上げてきた。「横綱・大関陣との対戦が増える逸ノ城が台風の目になりそうです」(相撲専門誌記者) 怪物の覚醒に期待したい。
「衰えたとはいえ、ここ一番の強さは、やはり白鵬が群を抜いてます。日本人3大関の中では稀勢の里が綱取りに一番近い。良い成績で優勝すれば、ひょっとするかもしれません」(相撲評論家の三宅充氏) 日本人力士の奮起に期待したい!