昼食後は15分居眠りせよ!?「集中力を持続させる」効果的な方法の画像
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 暑いと勉強や仕事に集中するのも大変ですよね。いつもならすぐに終わることも、気が散ると思うようにはかどりません。そこで今回は、「集中力を高める効果的な時間」についてご紹介します。

 まず、集中できる時間は人によって異なります。多少力を抜いた状態で、子どもは40~50分程度、大人では90分程度集中が続くといわれています。学校での授業時間の長さはだいたいこれを反映したものです。集中力の波は15分周期といわれていて、TVアニメに15分ぐらいでCMが入るのも、そういった理由からかもしれません。

 その集中力の波にのって、勉強や仕事も15分集中してやる。そして休憩して再度15分……と進められればよいのですが、なかなかそう都合よくはいかないでしょう。頑張って長時間集中しようとしても、そのうち疲労や眠気から集中力は低下してきます。

 アメリカで行われた実験で、集中力が上がるタイミングでカフェインを摂取した場合、集中力を高めることができたそうです。その分反動も大きいため、効果が切れたときは、集中力が著しく低下します。しかし、ここぞというときに、集中が増すならば、カフェインも使い方次第かもしれません。ちなみにカフェインが効き始めるのは、摂取からおよそ30分後ぐらいなので、摂取する際はお気をつけあれ。

 また休憩にも効率のよいとり方があります。45分間の集中に対して、15分の休憩をとるのが理想的です。昼食後12~15時ぐらいの間は、人間が一番眠くなる時間帯なので、そのときに15分間座った姿勢で寝ると、その後3~4時間は眠気が解消されます。15分休憩すれば脳も休まり、午後の仕事が効率よく進むはずです。

 自分の大好きなことや趣味なら3時間でも5時間でも集中できそうですが、つらい勉強や仕事のときは、無理をせず、効率よく進めることが大切です。皆さんも自分のペースをつかんで、うまく集中してみてください。

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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