競馬への愛は熱く、今年1月に出演した『ごきげんよう』(フジテレビ系)では、「今日は、このくらいのお小遣いで競馬をやって帰ればいいと行くんですけど、一発(負けると)後悔しちゃうんですよね。次から、あるもの全部いっちゃう」と激白。つぎ込む額もハンパではないのだ。

 ちなみに、10月10日のG2『京都大賞典』でも、キタサンブラックは勝利。「G1のジャパンカップ、有馬記念への出走を予定していますから、また、競馬場に歌声が響き渡るかもしれません」(前同)

 しかし、車よりも馬よりも、サブちゃんがお金を注ぎ込むのが、自らのステージだ。「かつてはコマ劇場、最近では明治座などでの公演のフィナーレは、舞台上に漁船『北島丸』や、ドラゴン、ホワイトタイガーといった超巨大なセットが登場し、その上で歌うのがお約束。製作費は、超高級外車が何台も買えるほどだとか。さらに、100人以上ものダンサーを登場させたり、とにかく豪華で飽きさせない。ダンサーのギャラだけでも、とてつもない金額でしょう」(音楽関係者)

 ファンのためには金に糸目をつけない。まさに真のエンターテイナーだ。「忘れてはいけないのは、その歌声こそがレジェンドであるということです」と、城下氏は言う。「今も歌声には一切の衰えがなく、誰が聞いても“日本一はこの人”と納得させるパワーがあります。毎年、新曲を発表していて、聞いていると、年々、歌う曲が難しくなっていることも驚異的です」(同)

 55周年パーティで、「今日より明日へ、変わらず慌てず、また頑張っていきたい」と挨拶したサブちゃん。これからも、その歌声で我々を楽しませ、新たな豪快伝説を作ってほしい。

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