情熱大陸にサザエさん!? 絶好調の『逃げ恥』“自由すぎる”パロディ演出も大反響!の画像
情熱大陸にサザエさん!? 絶好調の『逃げ恥』“自由すぎる”パロディ演出も大反響!の画像

 10月25日、新垣結衣(28)主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の第3話が放送された。新垣や、星野源(35)の演技が好評を博している同ドラマだが、劇中でたびたび入るパロディも大反響のようだ。

 同ドラマは新垣演じる高学歴で無職の主人公「森山みくり」が、星野演じる独身サラリーマン「津崎平匡」と契約結婚をし、雇用主と従業員として夫婦生活を送るという物語。第3話では、みくりを女性として意識してしまった津崎が、みくりをとまどわせてしまうという内容が描かれた。

「かわいいダンスのエンディングがネットでも話題になってますが、このドラマはパロディ演出でも注目を集めています。第1話では『情熱大陸』(TBS系)と『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)、第2話では『NEWS23』(TBS系)のパロディシーンがありましたが、今回は『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系)のパロディネタをぶちこんできましたね。また、ドラマのラストでは“さぁ~て、来週のみくりさんは?”なんて感じに、『サザエさん』(フジテレビ系)を彷彿させる次回予告なんかもあって、そのサービス精神の高さがSNSで話題になってました」(テレビ誌ライター)

 第3話のラストで、津崎の同僚であるイケメンの「風見涼太」に契約結婚がばれ、“津崎と風見でみくりをシェアすることになった”という衝撃的な告白で幕が閉じられたため、唐突に始まった「サザエさんパロディ」は効果的だったようだ。ネットでもこれらの演出を話題にする人は多く、「みくりちゃんの脳内妄想パロディ、めちゃ面白い!」「芸が細かいなぁ! 予告編で野良猫追いかけてるガッキーとか最高に楽しい」「本編も面白いんだけど、パロディの完成度がやけに高い」と好評だ。

 パロディを盛り込んだ人気ドラマといえば『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)もその一つだ。同ドラマでは“時事ネタ”を再現しており、10月20日に放送された第2話では、国会議員が「公用車で箱根は当たり前」「セコイ国会議員」などと週刊誌に書かれるという、前東京都知事・舛添要一を思わせる描写が。前シーズンでも元兵庫県議の“号泣議員”を再現し、話題となっている。ドラマ本編の出来だけではなく、こうした小ネタの盛り込みも視聴者を取り込む要因の一つなのかもしれない。

 視聴者になじみの深い番組のパロディでお茶の間を沸かせている『逃げるは恥だが役に立つ』。第3話の平均視聴率は12.5%を獲得し(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、TBS火曜10時ドラマ枠の歴代最高視聴率を2週連続で更新した。

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