ビートたけしに太田光、葬式で笑いを取りにいく芸人魂がすごい!の画像
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 葬式といえば故人との最後の別れの場で、参列者は悲嘆に暮れているもの。だが、芸人の中には、そんな厳粛な雰囲気にもかかわらず、ネタを披露して笑いを取ろうとするツワモノが後を絶たない。いったいどんな面々なのか、芸人の性ともいうべきエピソードと合わせて紹介してみよう。

 2016年11月に亡くなった母親の出棺時のあいさつで「どうも、ドナルド・トランプです」とタイムリーなボケをかましたのが、爆笑問題の太田光(51)だ。そばにいた田中裕二(51)は突然のボケにもしっかり対応し、小声で「やめなさい……」とツッコんだのだが、参列者から笑いは起きなかったという。キャスターの古舘伊知郎(62)やテレビプロデューサーのテリー伊藤(67)ら多数の芸能関係者が参列する中での出来事に、所属事務所社長で妻の太田光代(52)も「まさかこんなことを言うとは……」と、驚いていたそうだ。

 2016年10月に父親を亡くしたスピードワゴンの井戸田潤(44)も葬式で笑いを取ろうとした一人。親族代表としてあいさつをした井戸田は、参列していた小沢一敬(43)を突然、棺桶の前に呼び出し漫才を披露したという。場が場だけにウケはしなかったが、「華やかな葬式になりました。父も喜んでくれていたらうれしい」と亡き父をしのんでいたそうだ。一方、事前の打ち合わせは一切なかったにもかかわらず、井戸田の要望に応えた小沢の能力の高さも話題となった。

 ハチャメチャぶりでは、たけし軍団のダンカン(57)が喪主を務めた母親の葬式でのエピソードも有名だ。参列した師匠のビートたけし(69)が焼香の後、祭壇のお供え物を盗もうとしたり、お笑いタレントの松村邦洋(49)がダンカンの息子の高校合格を祝し、遺影に向かって合掌しながら「おめでとう!」とお祝いの言葉を述べたりするなどギャグを連発。ダンカン自身も後日、自身のブログで「香典は、まだまだずーっと先まで受け付けています! 友人、知人問わずお送りください」とつづり、芸人魂全開の葬式となった。

 一見、不謹慎に思える葬式でのネタ披露。だが、笑いに命をかける芸人にとってみれば、それが本懐なのかもしれない。

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