パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第50回「2016年の定番パターン」

 皆様、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。2017年が始まりました。めでたく新年を迎えたところではありますが、今回は昨年2016年のパチスロでも振り返らせていただこうかな、と思います。1年という期間を通して、各場面でもっとも活躍した機種を、ベースボールにでもたとえてお送りしましょう。

■2016年「絶対的エース」:『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』
 いろんな場所で、もう何度もこの機種名を書いてきましたが、やはり僕にとって2016年は『凱旋』の年でした。機種別の収支では100万超えのトップ。稼働時間もナンバーワン。

ミリオンゴッド-神々の凱旋-(ユニバーサルブロス)
ミリオンゴッド-神々の凱旋-(ユニバーサルブロス)
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

 朝イチからの先発として登板し、最後まで投げ切ることもしばしば。決め球は赤7揃いの「SGG」(上乗せ特化ゾーン)で、ドッサドッサと出玉の山を築いてまいりました。「朝イチの設定変更で天井ゲーム数が1000ゲーム(うち10%は510ゲーム)に短縮される」という性能を生かし、朝から果敢に攻めた結果、“10年に一度の逸材”的存在感でございました。

■2016年「抑えの切り札」:『クランキーセレブレーション』
 エース等の活躍で手にしたリード(出玉)を、中途半端な残り時間でもしっかり守り切ってくれました。最低設定のペイアウトが101%(※フル攻略時)という甘さで大ゴケを防ぎ、設定1でも約135分の1と当たりやすいボーナス確率で打つ時間を選ばない。

クランキーセレブレーション(アクロス)
クランキーセレブレーション(アクロス)
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

 ビッグボーナスの獲得枚数を減らして当選確率を上げるというチャレンジはお見事で、ノーマルタイプの新たな定番の予感さえ感じました。切れ味鋭い連チャンで2千枚近くを一気に吐き出すのは、最高のサプライズでした。

■2016年「代打の神様」:『リノ』『スーパーリノMAX』
 こちらの機種もたびたび名前を出してきましたが、負債を抱えた後半戦。残り時間もなくなってきて「ATやARTでは間に合わない……でもノーマルタイプじゃそんなに出せる気がしない……」、そんなときの救世主がコレです。

リノ(山佐)
スーパーリノMAX(山佐)
(C)YAMASA

 打率うんぬんは置いといて、とにかく「コイツならまだ逆転の可能性がある」と思わせてくれるそのシステムたるや、まさに切り札。投資が3万円超えてきて、残り時間があと1時間でも、『スーパーリノ』が後ろで笑っていてくれました。「まだ慌てるような時間じゃない」と。

 ……といった具合に、僕の2016年という1年は「朝イチ凱旋、勝ってりゃクラセレ、負けてりゃスーリノ」という王道パターンに頼りっきりといっても過言ではない1年でございました。

 今年2017年は、パチスロの規定改正の関係もあり、店のラインナップは大きく変わることでしょう。そんな中、自信を持って狙える「自分の勝ちパターン」を、いかに確立できるかが勝負の鍵になると思っております。どんな機種がエースの座に躍り出るか、模索しつつ楽しみながら、今年も打っていこうと思います。

本日の新着記事を読む