まず、大当たり確率が圧倒的に優しい! 今ホールのメイン機種として人気がある『スーパー海物語IN沖縄4』『花の慶次X』『ルパン三世』『ヱヴァンゲリヲン』は、すべて大当たり確率が約320分の1となるミドルタイプ。それに対して『黄門3』の大当たり確率は約158分の1! ミドルタイプのおよそ倍も大当たりを引きやすいのです。

 となると、そのぶん出玉力が乏しいのではないかと思われるかもしれませんが、それがどっこい。大当たり確率のわりに“ヤれる”のが、『黄門3』の素晴らしいところなんです!! 

 ST(回数制限の確変)突入率は75%、そしてその継続率が60%と、さほど連チャン率は高くありません。でも、連チャン中は50%が16ラウンド大当たり(約1500発)。うまく16ラウンドに偏ってくれれば、一撃1万発……とまではいかなくとも、5000~7000発くらいなら案外ザラに出せちゃいます。しかも大当たり確率が甘いので、連チャンが抜けたと思ったらまた当たる、なんてオイシイ展開がやってくることもあったりなんかして♪ 

 先日も、仕事の合間をぬって2時間ほど『黄門3』を打ちました。連チャンを抜けてはすぐ当てて、大当たりは16ラウンドに偏ってくれて……という、まさにスペックをうまくツボらせたパターンで、あっという間に2万発出ちゃったんです。なかなかまとまった時間で打てない主婦にとって、これは夢のようなスペックだと確信しましたね。我ながら単純です(笑)。

 そして、本機を語るうえでハズせないのが、なんといっても「小当たりRUSH」です! これは、前回のコラムでも触れたシステムなのですが、確変(ST)中はただ右打ちをしているだけで、出玉がちょこちょこ増えていくのです。これは大当たりを引くまで続きます。

 右打ち中、液晶内で印籠がそろえば10個の出玉が払い出されて、平均すれば1回転あたり約5個の出玉を獲得することができます。『黄門3』のSTは70回転までなので、STを完走……というか、大当たりを引くことなくスルーしてしまっても約300個の出玉を大当たり以外でゲットすることが可能なのです。なんだかノベルティっぽくてお得な感じがしませんか? 主婦ってそういうの大好物ですよね?

 ただ、そんな『黄門3』にも落とし穴はあります。それは、現状多くのホールで勝ちづらい状況にされてしまっているということ。まだまだ新台なので、機械代金の回収が済んでいないからなのか、そのポテンシャルの高さにホールが恐れているからなのか、現時点では“お宝台”といえる『黄門3』に巡り会う確率は、かなり低めだと思います。

 なので、『黄門3』を狙うならホールの機械代の回収が済んだ後。あと1か月先あたりがオススメかもしれません。いわゆる「アケ返し」狙いですね。主婦パチンカーとしては、間違いなくおさえておきたい機種。果敢に狙っていきたいと思います!

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