――昨年は丸高愛実さんがサッカー元日本代表の柿谷曜一朗選手とご結婚されたし、吉木りささんも、元箱根駅伝選手の人気俳優・和田正人さんとの交際をブログで認められましたね。
今野 そうなんですよ、そういうのを見ると“うわ~、人生設計してる!”みたいな(笑)。私は、まだまだ何にもないので。
――今野さんは、リアルに将来を考えたくなるステキな男性との出会いは?
今野 本当にないし、この数年、メールやLINEの交換を迫られたようなこともなくて、年下の女性マネージャーにも心配されています。猫を2匹飼っているし、「なんか、いろいろ大丈夫ですか?」って(笑)。
――美人でスタイルも良すぎるから、どうせダメだろうと、男性たちも及び腰になってしまうんですかね?
今野 いやぁ~……、それは私が聞きたいです。
――では、自分から行かないとダメでしょうね。
今野 私もそう思って、最近は、どんな職業の人が結婚相手にいいかなと、いろいろ想像したりしています。
――たとえば?
今野 うちの猫がお世話になっている獣医さんもいいな、とか。私の好きな、ちょっとモサッとした雰囲気の先生なので、いろんな妄想を楽しんでしまいました。
――モサッとした人がいいんですか?
今野 昔は細身のイケメンが好きだったんですけど、20歳くらいのときにモサッと、ムチッとした人とおつきあいをしたらとても居心地が良かったので、それ以来、モッサリ系の人にひかれてしまいます。「ステキかも?」と思った人の写真を友達に「この人よくない?」って見せると、だいたい「どこが?」って言われますけど。
――ちなみに、その獣医さんに、どんな妄想をされたんですか?
今野「一緒に住んだらこうかな」とか、「うちの猫ちゃんをちゃんとかわいがってくれるかな」とか。
――いやいや、14年には小説『撮られたい』で、かなりリアルでセクシーな男女の営みを描かれた今野さんが、そんなソフトな妄想で済むはずがない。