次は、練習では悲鳴ばかり上げていた星野がチャレンジ。同じく本番でも悲鳴を上げていたが、元来の負けず嫌いを発揮し、最後は絶叫しながら登頂をなし遂げた。5番目の秋元は、前の4人とは異なる過酷なルートに挑戦。練習で見せた意外な器用さで登り始めるが、誰も登っていない壁はアイゼンが効きにくく、思うように進まない。早い段階から体力を消耗してしまったが、なんとか無事に登頂した。

 最後のチャレンジャーは寺田。コーチから指示を受けながら着実に進んでいったが、途中でパニック状態に陥ってしまい、コーチからの「右手」という指示に左手を動かしてしまう始末。寺田が「右手って、どっちだ?」とコーチに問いかけ、「お箸を持つほう」と教えられると、「私、左利き!」と絶叫するほどの混乱ぶりで、誰よりも時間がかかったが、なんとかゴールインを果たした。

 登頂のVTRをスタジオで見ていたバナナマンと乃木坂の他のメンバーからは、奇跡の全員成功に拍手の嵐。スタジオで生駒らが自身の挑戦を振り返る中、バナナマンの設楽統が「寺田が最後、(成功)できないと思った」と感想を述べると、寺田は「絶対、登れないだろうと思われている」と返答。さらに「メンバーがつないでくれたし、私がここでやめるとか、人間として終わってる」「人に侮辱されたほうが盛り上がるタイプなので」などと、負けん気の強さを見せ、設楽やメンバーらを驚かせていた。

「今回の登頂はメンバーが本気の涙を見せてしまうほど過酷で、登頂に成功した瞬間には、思わず感動してしまいました。ヒット祈願の効果があったのか、最新シングル『インフルエンサー』の売り上げも初登場でオリコン1位を獲得するなど、順調みたいですね」(アイドルライター)――次のヒット祈願企画も楽しみ!

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