現職大統領の逮捕から始まった「韓国崩壊」のカウントダウンの画像
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 ついに逮捕された韓国の朴槿恵前大統領。「今は拘置所で、“503番”と番号で呼ばれる身。4月4日にはソウル拘置所で、10時間40分に及ぶ初めての取り調べが行われました」(全国紙外信部記者)

 朴氏に反対する大規模なデモが連日行われていた韓国。まさに民意が動かした結果――かのようにも思われるが、これには裏がある。拓殖大学客員研究員、元韓国国防総省北朝鮮分析官で、『韓国左派の陰謀と北朝鮮の擾乱』の著者である高永氏はこう語る。

「親北朝鮮の野党の目論見が成功したと言えます。彼らは、“朴槿恵は父親も元大統領という特権階級で、庶民の気持ちは分からない”と訴え、韓国社会の格差から、さらにはセウォル号が沈没した原因まで、朴槿恵のせいだと煽りました。そうして彼女を引きずり降ろし、自らが権力を握ろうとしているのです」

 それに大きく関わっていると、高氏が見ているのが北朝鮮の“サイバー戦士”。「6000人以上の人員が配置され、韓国の現政権が不利になるような噂を流し、親北朝鮮的な人々を増やそうと画策しています。従軍慰安婦や竹島問題に対し、ネットで反日世論を扇動しているのも彼らの仕業です」(前同)

 日韓を離反させ、韓国の力を弱めることが狙いなのだ。そうとも知らず、反日・親北の韓国左派『共に民主党』の公認大統領候補に選ばれた文在寅氏が、現在、支持率トップを独走中。「世論調査を行うリサーチ会社に裏金を払い、支持率トップを偽装している可能性も否定できません。こうして選挙が有利になるよう画策することは、韓国ではよく行われています」(同)

 そんな文氏は“当選すればアメリカより先に北朝鮮を訪問したい”と主張。「朴槿恵が罷免される前、マティス米国防長官が訪韓した際に伝えた言葉は“もし親北左派が政権を握るとなると、米軍を撤退させる”ということだったそうです。そうなれば、北からの脅威は増大。海外投資は引き揚げられ、韓国経済は崩壊してしまいます」(同)

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