ストイックすぎる練習量であるが、極めつきは天井から吊した布にぶら下がる「エアリアルヨガ」。これで体幹を鍛えたそうだ。

「天然キャラのせいで運動音痴に思われがちな綾瀬ですが、中学時代はバスケットボールや駅伝で活躍したほどで、もともと運動神経は抜群なんです。10代の頃はスナック菓子を食べ過ぎて太っていた時期もありましたが、所属事務所に注意されて一念発起。会社から寮まで片道十数キロの道のりを毎日往復した頑張り屋でもあるんですよ」(前出の堀越氏)

 化粧品のCMで崖から海に飛び込み、海中を泳ぐ彼女の姿を見れば、運動神経のよさは一目瞭然だろう。そんな彼女が久々に水着姿を披露してくれたのが、発売されたばかりの最新写真集『BREATH』(集英社)だ。綾瀬自ら「自然体に近い“野生児・綾瀬はるか”に戻れたロケでした」と語っているように、ハワイを舞台にビーチで遊び、カフェでくつろぐ普段着の彼女の姿が魅力的な一冊だ。

 4月スタートのNHK朝ドラ『ひよっこ』でヒロインを演じている有村は、役作りのために「1日3回ごはんを食べて」(本人談)5キロ増量した。「有村は1964年の東京オリンピック直前の高度経済成長時代に、北茨城の農村から東京に集団就職してきた高卒のヒロインを演じています。農家の娘らしい純朴さと健康さを際立たせるために、彼女はあえて5キロ太ったんです」(前出のテレビ誌記者)

 だが、上京後のヒロインは都会に揉まれて苦労するため、彼女は今度は5キロ減量しなくてはならない。「いや、プロ意識の高い彼女なら心配無用です。毎日腹筋運動を欠かさず、風呂上がりにはストレッチ。ジムでは体幹トレーニングとホットヨガに取り組むなど、体調管理に怠りはありませんよ」(前出の芸能記者)

 もともと“ややぽちゃボディ”の有村。「有村は長澤や綾瀬のような高嶺の花と違って、手が届きそうな親しみやすさが身上。男にとって最大公約数的な美女なんですよ。それだけに彼女にはあまり減量してほしくない。5キロ太った分、バストも大きくなったはずなので、他のパーツで痩せてもらえるとありがたいんですが(笑)」(堀越氏)

 ローマ同様“美女も一日にして成らず”なのだ。

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