小池百合子VS小泉進次郎「総理大臣の器」徹底比較

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 連休も過ぎ、いよいよ初夏凛々の昨今。だが、政治記者たちの間では、先月行われたある会合を契機に、熱い議論が交わされているという。

 その会合とは、さる4月18日、小泉純一郎元首相と山崎拓元自民党副総裁、武部勤元幹事長、そして小池百合子東京都知事と、かつて小泉内閣を支えたメンバーが、東京・赤坂の割烹料亭で行った会食。「この“同窓会”に、同じく小泉内閣で経済産業大臣だった二階俊博氏(現自民党幹事長)が加わったんですが、そのとき、実は安倍晋三首相とニトリホールディングスの似鳥昭雄会長も、同じ店に居合わせていたというんです」(中堅政治記者)

 それぞれ別グループだったが、店内で安倍首相と小池知事、小泉元首相がそれぞれ数分間、話を交わすタイミングもあったという。「偶然にしては出来すぎですね。あの店は地下から隣のビルの駐車場に出られる造りなので、隠れて出ることもできたのに、わざわざ玄関から出て、報道陣に姿を見せているんですから」(前同)

 安倍首相と小池知事は、7月の東京都議選で、都議会自民党と「都民ファーストの会」で対立する関係。一方、小泉氏と安倍首相の師弟は、小泉氏が訴える「原発ゼロ」をめぐって冷戦状態が続いている。つまり、この面々を一堂に集めることで、「安倍首相は、“都政は都政として、小泉・小池氏個人とはぶつからない”と世間に印象づけたい」(同)狙いがあったという。

「二階幹事長の作戦でしょう。“同窓会”に小泉氏と小池氏を呼び、同時に似鳥会長との会合をセットして首相を呼んだ。これでそれぞれの関係改善と自民党の盤石をアピールできれば、ニトリだけに、まさに一石二鳥」(民放政治記者)

 安倍首相も小池氏に「(都議選では)お手柔らかに」と伝えたといわれ、二階氏の目的はある程度達成された一方、この会合は小池氏の存在感と、“小泉ブランド健在”のイメージを際立たせる結果にもなった。小池と小泉――。記者たちが熱視線を送るのも、この2つの名の“行方”だ。

「小池知事と、そして小泉氏の息子である小泉進次郎自民党農林部会長。このどちらが“総理大臣の器か”という話で、あれ以来、議論になるんです」(前同)

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