続いて二選手が同率で並んだ第2位(10%)。選ばれたのは、ガンバ大阪所属の遠藤保仁選手(37)と、川崎フロンターレ所属の中村憲剛選手(36)。遠藤選手は、日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録を保持するミッドフィルダーだ。攻撃のリズムを生み出すパス能力と、抜群のボールキープ能力を誇り、フリーキックやPKの名手としても知られている。彼の名前を挙げた人からは「攻守の要になれる」(36歳男性)、「中盤でゲームにアクセントをつけられる」(51歳男性)といった意見が。ゲームを組み立てる“司令塔”として、現代表でも貴重な存在と考えている人が多いようだ。

 同じく第2位に選ばれた中村憲剛選手もミッドフィルダーで、昨年、史上最年長の「JリーグMVP」にも選ばれている。広い視野とパスセンスに定評があり、強烈なミドルシュートも持ち味。選んだ理由としては「まだまだトップクラス」(44歳男性)、「代表でもやれる実力がある」(40歳男性)と、今でもJリーグのトップ選手として活躍している点を高く評価している人が多かった。

 そして第1位に輝いたのは、圧倒的な支持(21%)を集めたジュビロ磐田所属の中村俊輔選手(38)。今なお輝き続ける、日本が世界に誇るファンタジスタだ。スコットランドリーグのセルティック所属時には、リーグ連覇やカップ戦優勝に貢献。UEFAチャンピオンズリーグにも出場し、マンチェスター・ユナイテッド戦では芸術的なフリーキックを2本も決めて、世界に衝撃を与えた。

 理由として上がったのも「代表で彼のフリーキックが見たい」(77歳男性)、「フリーキックの精度が今でも一流」(58歳男性)と、やはり中村選手のフリーキック。今でも日本代表の武器になると感じている人が圧倒的多数だった。

 今後のアジア最終予選の中で、はたしてランキングに名前の挙がったベテラン選手の日本代表復帰はあるのか、注目したいところだ。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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