これぞ、悪趣味の極み。馬券を見た瞬間にそう思った。6月3日(土)の東京第7レース。競馬風俗研究家の立川末広が、勝ってきた第7レースの馬券をみんなに見せて回っていたのだ。男性カメラマンは「くだらないけど面白い」と大笑いしていたし、テレビ局の女性ADは、顔は笑っていた。

 どんな馬券だったかというと、3頭ボックスの3連複1点勝負。投資金額100円。
15番 タマモシルクハット
13番 メイプルキング
16番 バナナボート
 馬券と一緒に出馬表を見せて、タマモシルクハットの「タマ」、メイプルキングの「キン」、バナナボートの「バナナ」、この馬券をバカ笑いしていたのである。

 メイプルキングは2番人気だったが、タマモシルクハットは7番人気、バナナボートは6番人気という人気薄。もちろん、立川末広にしても、ウケだけを狙って100円買っていたのである。ところが――。

 逃げたバナナボートをゴール前でかわして、タマモシルクハットとメイプルキングが1、2着し、この3連複、的中してしまったのである。8990円。ホント、世の中不思議だなあ。

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