わしの場合は混雑している店が嫌いなので、この日は毎年休んでいます。バーゲン会場で特売品を奪い合うような雰囲気がどうにも(笑)。では、他のパチプロも同じかといえば、そうでもありません。わしのように休むのは少数派で、ガチプロの多くはキッチリ狙いを定めて勝ちに行きます。

 結論から言えば、「7月7日」に大サービスをするパチンコホールは、確実に存在します。しかし勝てるチャンスが高いのは、パチンコよりもパチスロかもしれません。パチンコの出す出さないは“釘”がすべてで、これはガラス越しに丸見え。昨今は“釘調整への厳しい目”があるので、あからさまな調整はしにくいのです。

 一方、パチスロの勝ち負けを左右するのはいわゆる「設定」で、これは見た目では分かりません。お客が勝ちやすい「高設定」が使われるかどうかは、その店次第。そのため「高設定が入っているかも?」という期待感で店を選ぶのがパチスロの立ち回りとなります。

 あくまでわしの個人的な印象ですが、7月7日に特別な大盤ぶるまいをするパチンコホールは全体の半分以下でしょう。そして、その多くがパチスロを還元対象にしているので、パチンコで出す店は10軒に1軒あるかないか……と思われます。

 そんなパチンコホールをどうやって選べば良いか。まずは、狭い範囲にパチンコホールが密集している地域が狙い目。ライバル店との違いをアピールできる絶好の機会だからです。そのうえで「特定の日」に出す傾向があるホールが候補。毎日出し続ける優良店など存在しません。ふだんはイマイチでも、突発的に奮起する実績のある店がオススメ。当然、毎月「7のつく日」に客を集めているホールがあれば要注目です。

 7月7日に勝負するなら、口コミや雰囲気よりも自分の経験を基準にしましょう。いずれにしても「何となく勝てそうな日だから」は危険です。しかし自分なりに納得できる根拠があれば、アタックしてみる価値はあります。

 “お祭り”とはいえ、気負いすぎないのが吉ですぞ!

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