小池百合子率いる都民ファーストの会が圧勝した7月2日(日)の都議選。出口調査で絶対的な優勢が伝えられていただけに、この日の競馬も、「百合子カラーのグリーンに染まるのではないか」という観測が流れていた。

 そうしたら、本当にその通りになってしまった。まず、函館のメーンレースとして行われた巴賞では、緑(グリーン)の帽子をかぶったルメール騎手の6枠サトノアレスが、単勝オッズ1.5倍の支持に応えて、ゴール前きっちりと抜け出した。

 さらに福島のメーン・ラジオNIKKEI賞でも、6枠ウインガナドルが、スタートから快調に逃げまくって2着に粘った。8番人気での激走だったために、3連単は15万円超え。

 ただひとつ、中京のメーン・CBC賞だけは、6枠に入っていた2頭が、スノードラゴン5着、アルティマブラッド13着と、ともに伸び脚が足りなかった。とくにアルティマブラッドは、デビュー戦のあと、22戦続けて、負けても0秒6差以内という超堅実派で期待していたのだが、バテて0秒8差をつけられてしまった。意外だった。

 勝ったのは、屈腱炎による2年もの長期休養から、見事に立ち直ったシャイニングレイ。見たらこの馬の服色は、胴が“緑”だった。

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