――串つながり(笑)。肉料理が好きなんですか?
小倉 はい。焼肉が大好きで、多いときは週3回くらい行きます。
――好きですね~。もしかして一人でも行けます?
小倉 私は、ほぼひとりですよ。だって、ふと食べたくなったときにいちいち友達を誘っていたら、大変じゃないですか。あ~食べたくなってきた。今日は帰りに焼肉に行ってきます!
――本当に好きなんですね(笑)! 焼肉の話は置いておいて、先ほど胸キュンの話がありましたが、思わず胸キュンしてしまう男性の仕草とかってありますか?
小倉 ネクタイの結び目を“クイックイッ”って緩める姿(笑)。
――おお、即答ですね(笑)。じゃあ、たとえば、電車に乗ったときに、向かいに座った見知らぬ男性がそういう仕草をしたら……。
小倉 スーツをパリッと着た人が、ネクタイを緩めだしたら、たぶん、キュンキュンしちゃいますね(笑)。
――性格的には、どんな人が好きですか?
小倉 重めというか、チャラくない人がいいですね。嫉妬深かったりすると、なおいいかな。私は、連絡が来てもそのままにして返事をしないようなところがあるので、「今日、○時から○時までは連絡が取れなかったけど、どうしたの?」みたいに聞いてくれる人がいいんです。
――束縛されているみたいで嫌じゃないですか?
小倉 全然大丈夫です(笑)。むしろ、私が彼以外の男性と話しているところを見かけたときに、ちょっとツン……って怒っている顔がかわいいなって(笑)。
――なるほど~。年齢は何歳くらいまで大丈夫ですか?
小倉 このあいだお仕事したカメラマンさんが40代かと思っていたら、実は60歳だったそうで。私は、見た目と中身が大事なので、何歳とかは関係ないかな。
――希望が持てます! 理想のデートはありますか?
小倉 部屋着のまま、2人で朝、環八沿いのカフェでコーヒーを飲む、みたいな(笑)。
――妙にリアルですね(笑)。
小倉 2人とも、いかにも大通りの裏のアパートから出てきたんだなって感じで、片方が新聞を読んで、もう片方は本を読んで。話さなくていいんです。それで、一時間ぐらいたったら、「じゃあ、そろそろ仕事行こうか」みたいな(笑)。
――会話がなくても大丈夫なの?
小倉 話さなくてもつながっている感というか、その空気を楽しみたいんです。
――大人の恋って感じですね。
小倉 ですかね。私、本が好きで、江國香織さんや村山由佳さん、小池真理子さんの小説をよく読むんです。
――まさに大人の恋愛。
小倉 自分にもありそうだけど、絶対に起こりえないだろうなって世界観がすごく面白くて。