パチンコ「お盆は勝てない」はウソ!? 夏休みパチンコ&パチスロ攻略法!の画像
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 お盆時期は回収日というのは昔の話。ホールは常連確保ため、攻めの営業が主流なのだ。賢い立ち回りで小遣い稼ぎ!

 お盆や年末年始の長期休暇は、パチンコホールはいわゆる“回収日”で絶対に出ない――。長年、パチンコやパチスロを打ってきた読者諸兄なら、一度は聞いたことのあるセオリーだ。しかし、最近のホールは事情が変わってきている。

「2011年8月から実施された広告規制によって、パチンコホールはイベントが禁止されました。規制後は“7の日”や、“店長の一押し”といったキャッチコピーが使えなくなり、パチンコホールは集客する術を失った。純粋に出玉でファンにアピールすることしかできなくなったんです」(ホールコンサルタント会社関係者)

 こうした状況があるだけに、長期休暇は常連を獲得するため、ホールも必死になるという。「かつて、黙っていてもお客さんが集まった年末年始、GW、お盆の時期は、ホールにとって絶好の“収穫期”だったんですが、今は逆に“種蒔き期”。お客さんの多い時期にこそ出玉を還元し、“この店は、よく出る店だな”と思わせることが重要な営業戦略になっているんです」(前同)

 そして、さらに今年のお盆は例年よりも勝てる要素があるというのだ。「7月10日、警察庁がギャンブル依存症対策として、来年2月からパチンコ及びパチスロの出玉を現行の3分の2程度に制限する方針を発表しました。この方針はホールにとっては死活問題。少しでも客離れを止めるべく、このお盆は必死に営業しないと後々に響きます」(同)

 パチンコやパチスロで小遣いを稼ぐには、絶好の機会と言える今年の夏休み――具体的な戦術について、本誌で連載中の劇画『麻雀放浪記』で構成協力を務めるギャンブルライターの浜田正則氏は、こう解説する。

「そもそもお盆休みは、お正月やGWに比べて戦術が組み立てやすい。お盆は、猛暑の時間帯だけ涼む目的で、ホールに来るお客さんがすごく多いんです。大事な連休をエアコンの効いた自宅で引きこもって過ごすより、パチンコ店なら涼も取れるうえに、いい暇潰しになりますからね。また、夏休みとはいえ、一日中外出していれば家族にもひんしゅくを買う。それゆえ夕食前に帰宅する人が多いんですが、まさに、この時間が狙い目なんです」

 お盆休みの時期、夕方のホールには多くのヒントが転がっているというのだ。「たとえば、パチスロは1から6の設定がありますが、普段の土・日なら閉店までブン回すであろう5や6などの高設定の台でも、夕食前には帰る打ち手が多いお盆休みなら、落ちている可能性が高い。パチスロはデータランプを見れば一目瞭然ですから、空き台のデータを見るだけで“おいしい台”にありつけるというわけです」(前同)

 お盆休みは、朝一からではなく、打ち手が入れ替わる夕方から打つのがキモとなりそうだ。

 ちなみにパチスロで、狙い目となる機種は何か。「無難なのは『ジャグラー』シリーズですね。ゲーム性もシンプルなので、データランプからでも設定を判別しやすいし、高設定の台でも後ろ髪ひかれずに捨てやすいですから、良台を見つけやすいでしょう」(同)

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