深夜の教会では何が起こるか分からない。２００７年７月にＹｏｕＴｕｂｅに投稿され、２８０万回以上の再生回数を獲得した動画「Ｒｅａｌ Ｇｈｏｓｔ Ｃａｕｇｈｔ ｏｎ Ｔａｐｅ（Ｐｌａｙｓ Ｐｉａｎｏ ｉｎ Ｃｈｕｒｃｈ）」には、怖いもの知らずな若者が、真夜中の教会で目の当たりにした恐怖体験が収められている。
懐中電灯を片手に、真夜中の森の中を散策する２人組の男性は、森の奥深くで見つけた古びた教会の中へと侵入を試みる。まず彼らは正面扉を確認するが、残念ながら扉には鍵がかけられており開かない。そこで建物の裏手にある扉を探そうと話し合う２人の目に飛び込んできたのが、床に彫られた無数の“祈祷文”。不気味な文字の羅列に恐ろしさを感じた２人は、急いで建物の裏手へと移動する。
教会の裏手には運良く鍵がかかっていない１枚の扉が……。難なく開いた扉の向こう側は礼拝堂になっており、整然と並んだ木製のベンチと簡易な祭壇、その横に配置されたグランドピアノが確認できる。礼拝堂を真っ直ぐ進み、奥の扉から物置部屋へと移動して部屋の中を物色し始める２人。そこへ突然、誰もいないはずの礼拝堂からピアノを演奏する音が聞こえてくるのだ。
演奏者の姿を撮影しようと、扉の隙間から礼拝堂の中へカメラを向けた２人は、ピアノを演奏する黒装束に身を包んだ不気味な幽霊を目撃することに……。男性２人が物置部屋の中でパニックに陥る中、ピアノの演奏はやむ気配がない。意を決して礼拝堂を突っ切り、無事に教会から脱出することに成功した２人は猛スピードで森を走り抜ける。なんとか逃げ切れたと息も絶え絶えながら安心していた彼らの目の前に、教会で目撃した黒装束の幽霊の姿が……。映像は２人の叫び声とともに終了している。
はたして黒装束に身を包んだ幽霊の正体とは、いった何者だったのだろうか……。
★「Real Ghost Caught on Tape（Plays Piano in Church）」https://www.youtube.com/watch?v=c2LBnItpk24
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