「水洗」(すいせん)を広辞苑で引くと、〈水で洗い流すこと。〉と書いてある。使用例として「水洗便所」とも。水洗便所とは、使用後の便器を水で洗い流すことをさしているわけだが、では、要を足したあと水で洗い流す、ウォシュレットのような機能は、漢字でなんと表現するのだろう。

 そもそもウォシュレットとは、WASH(=洗う)にLET(=小さい)を付けて、小洗いというほどの意味。秋葉原の電気店で、中国人向けに、ウォシュレットは漢字でなんと表現しているのかを聞いてみたら、「洗浄付便座」と教えてくれた。なるほどなあ。これなら通じると分かった。

 そんな折りもおり、8月12日の小倉第2Rで、「シリクサイ」という暗号が出た。
3番(サ)(イ)タターフキング
4番(ク)レスコセイラン
5番(リ)ベリュール
6番(シ)ャルルマーニュ

 そうか、このレースは、クサさを洗い流すための“水”がキーワードだなと新理論で考え、出馬表に“水”を探したら、該当馬が2頭いた。清(水)久厩舎のシャルルマーニュ。それと、ウォーター(=水)パルフェという馬。

 そうしたら、本当にこの2頭で決まって、馬連が3310円もついた。ありがとう、洗浄付便座。

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