今年のオールカマーの8枠には、「オールカマー」というのべ6文字が、すべて揃っていた。一つの枠にこの6文字がすべて揃ったのは、オールカマー史上初だった。
8枠「カ」フジプリンス
   ツクバアズ「マ」「オ」「ー」
   ト「ル」「ー」クマクト

■7枠に、麻雀でアガリを意味する「ロン」が!

 この枠は連対すると、新理論好きなら誰だって考える。では、この8枠の相手はどの枠かと、出馬表を見たら、7枠両馬の尻文字が、つなげると「ロン」(=和了)になっていた。ロンとは、麻雀でアガリのこと。
7枠 マイネルディー「ン」
   モンドインテ「ロ」
 よし、今年のオールカマーは、枠連7-8の一点でいけると勝負した。オッズは20倍近かった。

 ところが、このオールカマーで7枠と8枠に入っていた計5頭は、ことごとく着外に敗れてしまったのだ。8枠の「オールカマー」と7枠の「ロン」は、まったくの引っ掛けだったのか……。

■同じ出目を最終レースで買え!

 いや、待てよと、ある一つのことを思い出した。タカモト方式の生みの親、高本公夫さんが、「メーンで引っ掛けられたら、同じ出目を最終レースで買え」と、再三教示されていたのだ。そこで、中山最終レースで枠連7-8を買ってみたところ、これがズバッと決まって390円。タカモト方式は不滅だね。

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