“国民の愛人”のキャッチフレーズでおなじみの橋本マナミさんが、映画で不倫妻役を熱演! 気になる見どころからプライベートまで、仰天告白トークは必読!
■映画『光』で不倫妻を熱演
――11月25日公開の映画『光』、楽しみですね! 津波災害から奇跡的に生き残った3人の男女の、その後の過酷な運命を描いたドラマですが、橋本さんは生き残った1人、信之の妻・南海子(なみこ)を熱演されましたね。
橋本 南海子は人目をすごく気にする女性。たぶん、自分にコンプレックスがあるからで、そのマイナスを隠すために、娘をいい幼稚園に通わせたり、いい稼ぎの旦那さんと結婚したりしています。登場人物たちの中では一番普通の人ですね。
――彼女と重なる部分は?
橋本 もともとの私は、あんまり他人に意見を言えなかったりとか、暗い部分がけっこうあるんですよ。一人が好きで、感情表現が苦手だった……というところは南海子と重なって。だから悩むことなく役に入れましたね。
――南海子は夫・信之の幼なじみである輔(たすく)と男女の関係を持ってしまいますよね。“不倫妻”を演じてみていかがでした?
橋本 旦那は自分のことをかまってくれないし、気持ちも読めなくて、すごく淋しい。どこかに自分の居場所を探そうとする気持ちは、すごく共感できましたね。
■瑛太とのシーンは自然な流れで…
――輔役の瑛太さんとのベッドシーンは、“こんなに見せちゃう!?”と驚きました。緊張はしました?
橋本 現場の雰囲気もでき上がっていて、大森立嗣監督への信頼もすごくあったので、あまり緊張せず、楽に入り込むことができました。
――したたる汗が、これまた色っぽい!
橋本 アレはホンモノですよ。撮影が昨年の8月で。クーラーもない、すごく狭い部屋に、大勢のスタッフがいて、照明もあったので、もう暑くて。自然と、出ちゃいましたね。
――本番前には、打ち合わせがあったんですか?
橋本 それがまったくなくて、いきなり本番です。カメラの動きだけ聞いて、あとはフリー。キスするタイミングも自分たちの自然な流れで、という感じでした。
――映画の完成版はご覧になりました?
橋本 はい、この間、試写を見せてもらって。
――恥ずかしさとかってあります?
橋本 自分自身のことだから恥ずかしさや照れはあまりなかったんですけど、親だったらたぶん目を隠しちゃうんじゃないかなって思いましたね(笑)。両親が今度、舞台挨拶を見に行きたいって言っているんですけど、“お父さんは終わってから来たほうが……。本編は見られるか分かんないよ”って伝えてます(笑)。
■結婚して「ママになりたい」
――映画では子持ちの人妻役でしたが、先日行われたイベントで「ママになりたい」って発言されていましたよね。何か心境の変化があったんですか。
橋本 以前は結婚願望がまったくなかったんですけど、ここ2年くらいのうちに、いきなり芽生えましたね。やっぱり遺伝子を残したいっていうんですかね。
――何かきっかけがあったんですか?
橋本 この歳になると友人とかみんな子どもがいるんですよね。公園に行って、遊んでいる家族を見ると「はぁ~、なんて、私、淋しいんだろう。羨ましいな」って(ため息)。以前は思わなかったのにね。
――子どもを授かるとしたら、男の子? 女の子?
橋本 できれば3人産みたいんです。時間がないんですけど(笑)。男の子2人に女の子1人が理想ですね。
■理想の恋愛、デートは!?
――まずは恋愛ですが、理想のデートってあります?
橋本 きれいな夜景が見える所もいいんですけど、やっぱり普通がいいですね。この年になるとワクワクする恋愛って縁遠くなるじゃないですか。仕事があったりとか、自分自身が確立しちゃっているから。だから、手をつないで公園を散歩しているだけでいいって思える相手と出会いた~い!
――力が入ってますね。
橋本 「どこか行きたい」とかじゃなくて、もう居るだけでいいみたいな。それが一番幸せだと思うんですよね。最近、ときめかなくなってきてるので(笑)。
――まずは、ときめく人に出会うことからですね!
橋本 今まで婚活する時間がなかったんですけど、その時間も作っていこうと思ってるんです。子どもが欲しいので。相手はちゃんとした人なら、後はどうでもいいんです。昨今不倫も多いし、結婚にあんまり、希望は持てないんですけど。