「えっ、こんな有名な理論、知らないんですか!?」 競馬風俗研究家の立川末広に、さんざ威張られてしまった。「マイルCSは、2年でワンセットになっているんですよ」

 あまりに話が長かったので、ここ20年ばかりの話にすると、平成10年と11年は、「熊沢騎手の枠が連続連対」。12年と13年は、「藤澤和雄師の枠が連続連対」。14年と15年は、「外国産馬の枠が連続連対」。16年と17年は、「ルメール騎手が連続連対」。18年と19年は、「ダイワメジャーと安藤勝己騎手が2連勝」。20年と21年は、「カンパニーと横山典騎手の枠が連続連対」。22年と23年は、「エーシンフォワードと岩田康誠騎手の枠が連続連対」。24年と25年は、「武豊騎手が2連勝」。26年と27年は、「フィエロが連続連対」。

■注目馬はイスラボニータ!

 こんなふうに、ずっと、2年でワンセットのパターンが続いているのである。はたして、28年と29年は、どんなワンセットになるのか。昨年の連対枠に入っていた5頭のうち、今回登録があるのは2頭。注目馬はイスラボニータ(昨年2着)か。京都芝千六では321着と安定度ナンバーワンだ。

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