『映画ドラえもん』、大人が泣ける名シーン

 3月3日から全国劇場で公開となる『映画ドラえもん のび太の宝島』。2月19日に都内で行われた先行試写会で、ゲスト声優を務める大泉洋(44)は、今作での主人公・のび太について「あのダメなのび太くんが、あんなにも変わって。あの勇気と言いますか、そこが泣けます」とコメント。「のび太がドラえもんを助けるために、とんでもないことするでしょ? のび太くん以上に勇気のある人は世界にいない!」と、新作の魅力について熱く語り話題となった。

 のび太たちの冒険が繰り広げられる『映画ドラえもん』では、テレビ版では描ききれないテーマが描かれており、毎作泣けるシーンがある。

 2月25日にテレビ朝日系で放送された『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』にも、涙腺を刺激されるシーンがあった。これは2013年に公開された作品で、ドラえもんの鈴が盗まれてしまうというお話だ。鈴を探し出すために22世紀にあるひみつ道具博物館に訪れたのび太たちは、道具作りが好きな少年や一風変わった博士と出会い、盗まれた鈴の行方と謎の怪盗の正体を探る。しかしこの話の一番ポイントは、戦いや謎解きよりも“ドラえもんの鈴”にある。

 盗まれた鈴にはドラえもんの大切な思い出が詰まっていたのだ。それはのび太とドラえもんが初めての喧嘩をしたときのこと。のび太の手が鈴にぶつかり、ドラえもんの鈴がドブに落下。ドラえもんはすぐ探すのを諦めたが、のび太は泥だらけになりながら一生懸命探してくれた。のび太の優しさに触れ、一緒に笑いあった友情を思い出させてくれる鈴。「あんななんでもないこと、のび太くんは忘れちゃってるだろうけど……」と、ドラえもんが1人思い出に浸るシーンは思わず切なくなる。

 他の劇場作品でも2人の友情シーンは登場するが、この作品では“言葉にしないけどそこにある友情”がきれいに描かれている。ドラえもんは「忘れちゃってるだろう」と語っていたが、のび太はラストシーンで思い出し、あえて言葉にはせず、思い出と同じしぐさをする。このことで、鈴を大事にしてくれていた感謝とドラえもんへの友情を伝え、2人はふたたび最高の笑顔でほほ笑みあう。このシーンで、2人の大切な絆をなにより感じることができるのだ。

 このように『映画ドラえもん』は、子ども向けの映画ではあるが、実は大人が観ても感動できるエピソードがたくさん詰まっている。3月2日には昨年公開され、ドラえもん映画史上ナンバー1ヒット作となった『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』が地上波で放送される。こちらも感動必至の作品なので、劇場で新作を観る前に、ひと泣きしてみてはいかがだろうか?

(とりか)

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