写真週刊誌の表紙に人生初のバニーガール姿で登場した小倉優香さん。最新出演映画の舞台裏やブレイク後の生活、オンやオフで実現したい夢などを聞いた!
■映画『人狼ゲーム インフェルノ』に出演
――今回出演された映画『人狼ゲーム インフェルノ』は、若者に人気の映画『人狼ゲーム』シリーズの最新作。タイトルにもある実在のゲームがモチーフになっています。参加者は人狼と村人に分かれて会話から人狼を探し出すというゲームですが、ご存じでしたか?
小倉 はい。高校生のとき、友達みんなで集まってやったことがあります。勝ったときはもちろんうれしいんですけど、それ以上に、本当は人狼だった人が全然怪しくなかったりとか、心理戦の部分に面白さを感じましたね。
――なるほど、盛り上がりそうですね。本作は今年1月から放映されたドラマ『人狼ゲーム ロストエデン』の続編で、小倉さんは主人公・野々山紘美(武田玲奈)のクラスメイト・向亜利沙を演じています。どんな役作りをしましたか?
小倉 最初、台本を読んだとき、亜利沙がどんな子か分からなくて。でも、他のメンバーと比べたら目立たないというか、泣かない、笑わないんだなと台本から読み取って、それを意識して演じていました。
――おおっ、すごいです。映画はラストまで息が抜けない展開でしたが、現場の雰囲気はどうでしたか?
小倉 上下関係もなくて、みんなクラスメートみたいな感じで仲良しでした。空き時間中はゲームをしたり、おしゃべりしたり。でも、誰が人狼かを投票で決めるシーンの撮影の直前は、みんな台本を読み込んで、静かにしていましたね。
――オンとオフの切り替えが早い。さすがですね。
小倉 ただ、撮影時間がグチャグチャで、1回撮ると次の出番まで5時間ぐらい空くこともあって。そういうときはひたすら寝るようにしていました(笑)。
――そういえば、ご自身のツイッターに「寝てばかりの私」というタイトルで、撮影現場での寝姿の写真がアップされていましたね。
小倉 アハハ(笑)。あと私の場合、途中で他の仕事をこなすために上京して、また戻ることがあったので、そのときに亜利沙に戻るというか、また役に入り込むのは大変でしたね。
――そうですか。演技以外で苦労したことはあった?
小倉 私、グルテンフリーなんです。
――グルテンフリーって、小麦食品を避ける食生活のことですよね。
小倉 はい。なので、撮影中の食事がロケ弁とかじゃなくて、給食のような形で食堂で食べる感じだったんですけど、夕食のメニューが揚げ物とかうどんだったりすると、その日は食べられなかったんですよ。
――そういうときは食べずに撮影に挑んだの?
小倉 そこの自販機で売っていた(スナック菓子の)じゃがりこを買って、それを食べて空腹を凌ぎました(笑)。