菜々緒
菜々緒

 菜々緒(29)演じる人事コンサルタントの椿眞子が、社内の悪い社員をリストラしていくドラマ『Missデビル~人事の悪魔・椿眞子~』(日本テレビ系)。椿の部下役を演じるSexy Zone佐藤勝利(21)のかわいさがエスカレートしている。

 第1話で無事、共亜火災保険に入社した斉藤博史(佐藤)。第2話では、配属先の「人材活用ラボ」での初仕事として、第2営業部からリストラ候補者を一人選ぶことに。

 斉藤がリストラ候補に選んだのは、仕事ができず、部署内でお荷物キャラとなっている児島(チャンカワイ/37)という社員。しかし、椿は児島の家庭環境や財政状況をリサーチしていないと指摘。さらに「自分の言葉になんの責任も持たずに発言している」「何もしないでのうのうと給料をもらうなんて許されない」などと辛辣にダメ出しされ、斉藤は口をパクパクさせるだけで何も言えなくなってしまう。

 結果、社内で不正を働いていた女性社員がリストラされ、その女性にセクハラをしていた営業部長を椿がハイキックで正義の制裁を下した第2話。ハイヒールに短いスカートという菜々緒の姿も、今回はいろいろな場面で生かされたが、地味でおどおどする斉藤とのギャップも徐々に際立ってきた。

 表情を崩さず、誰と話すときでも目線をいっさい動かさない椿に対し、椿といるだけで視線を泳がせる斉藤。椿に背後に立たれ、驚き縮こまってしまったときの二人の身長差。二人のしゃべり方や見た目は対照的で、アンバランスさが面白い。

 そう、このドラマの見どころは、なんと言っても佐藤演じる斉藤の小動物的なかわいさと真面目さだ。第2話では居酒屋で同期たちと酒を交わす場面があったが、気を許せる仲間には人なつっこい笑顔を見せるが、椿相手には一変。口をパクパクさせて黙るばかりで、泣きそうな顔になってしまう。そんな新入社員斉藤には、画面に向かってつい「頑張って」と声をかけたくなる。

 Sexy Zoneといえば中島健人(24)がバラエティや映画に引っ張りだこだが、王子キャラの中島に対して佐藤はイジラレ枠。この小動物感は、若手ジャニーズの俳優の中でもトップクラスではなかろうか。

 第3話は誰がリストラされてしまうのか。また斉藤は椿にどう責められてしまうのか。その困りっぷりにも注目だ。

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