阿部寛
阿部寛

 5月13日放送の『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)に俳優の阿部寛(53)が出演。銭湯のケロリン桶(おけ)に関する問題を見事正解し、MCの林修氏(52)をうならせた。

 番組ではこの日、壁に富士山の絵、湯船の中にテーブルがあり、刺し身が桶に盛られているという、今、女性に大人気の銭湯をリフォームした居酒屋を紹介。その後、阿部の主演映画『テルマエ・ロマエ』にも出てきた、銭湯のケロリン桶について「関東と関西で大きさが違う。関東が大きくて関西が小さいのだが、なぜ?」という問題が出された。

 すると、阿部は「これ知ってます」とドヤ顔で、「関西はお風呂からお湯をくんで体にかける。そんときに、あまり重くならないように小さめなんですよ。関東は蛇口からお湯をくんで体にかける」と見事に正解し、林氏を感心させていた。VTRでは、かけ湯文化のある関西では、お湯をくみすぎて重くならないよう、桶が小さいと説明。また、かけ湯文化の違いから、関東と関西では浴槽の造りにも違いがあり、関東の銭湯は洗い場の奥に湯船があるのが一般的だが、関西の銭湯はどこからでもかけ湯ができるよう、中央に湯船があるのが主流なのだという。

 続いて「温泉の効能が書かれた成分表には“がっかりなカラクリ”がある」という初耳学が出題された。これに林氏は温泉に必ず掲示してある「温泉概要」には“浴用の適応症”という温泉の効能の項目があり、その中の“一般的適応症”には冷え性、筋肉痛、関節痛、神経痛などと表示されているが、これらは普通のお湯に入っても効果があるもので、家のお風呂でも効果があると説明して見事に正解。さらに、温泉に入るメリットは、もう1つの“泉質別適応症”のほうだけで、ここに自分に合う効果があれば温泉までわざわざ行く価値があると語り、スタジオに驚きの声があがった。

「内外薬品株式会社の鎮痛薬“ケロリン”の広告媒体として製造された、黄色いプラスチック製のケロリン桶は、関東版(A型)が重さ360グラム、直径225ミリ、高さ115ミリで、関西版(B型)が重さ260グラム、直径210ミリ、高さ100ミリと、100グラムも軽くなっています。公式サイトで通販していますので、気になる方は購入して確認してみてはいかがでしょうか」(銭湯ライター)――ロフト、東急ハンズでも買えます。

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