『とくダネ!』、米朝首脳会談取材が「まるで迷惑電話」視聴者ボーゼンの画像
『とくダネ!』、米朝首脳会談取材が「まるで迷惑電話」視聴者ボーゼンの画像

 日本時間6月12日にシンガポールで開かれた、史上初の米朝首脳会談。日本でも各局で特番が組まれる中、『とくダネ!』(フジテレビ系)の取材方法がマズかったと視聴者の間で話題になった。

 翌13日放送の同番組は、今回の会談を報道統制下にある北朝鮮メディアがどう報じているのかを取材。北朝鮮の首都である平壌の映像を交えつつ「金正恩委員長がシンガポールを訪ねたことは報道されているが、会談が開かれたことは明らかになっていない」と、共同通信社記者のリポートを伝えた。

 とくダネ取材班は、平壌市民に直接電話で質問することに。かけた相手は本当に一般市民のようで、勤務中なのか「はい、お客様」と電話に出た。

 しかし、番組スタッフは名前を名乗ることもせず、「こんにちは。トランプ大統領が金正恩委員長と会談したことは知っていますか?」といきなり質問。相手が「すみませんが、どちら様ですか?」と返答するも、「米朝首脳会談が行われたことは知っていますか?」と矢継ぎ早に質問攻め。相手は「勤務中です。電話を切ります」と、電話を切ってしまった。

 次の瞬間、画面には「ノーコメント」という巨大なテロップとともに、「(市民は)今回の件にはノーコメントだった」とのナレーションが。取材VTRが終わり、スタジオに戻った後、この「ノーコメント」について、出演者らが補足することはなかったが、視聴者からは「そりゃノーコメントだろ」とツッコミが殺到。ネット上には「“ノーコメントだった”って、どう考えてもインタビューの仕方おかしい」「勤務中にそんな電話かかってきたら誰でもこういう反応するわ」「素性明かさない電話にそんなの聞かれたら俺だって切る」「名乗らずにいきなり質問とか、やってることが勧誘の迷惑電話となんら変わらないよ」といった反応が目立った。

 視聴者にとって、やや伝わりづらい取材VTRとなってしまったようだ。

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