■ふるさと納税の裏技で稼ぐ

 残りは、苦にならない金儲け術で稼いでみよう。「ふるさと納税の裏技で4万円を稼いだ」という46歳の会社員が、こう語る。「高知へふるさと納税すると、『RYOMA』という高級ゴルフクラブのドライバー(9万8000円相当)がもらえるという話を聞き、12万円分を納税しました」

 2000円を超える寄付額(この場合は11万8000円)は、所得税や住民税が控除されるので、高級ドライバーが、わずか2000円で手に入ったことになる。会社員男性は、その後、ネットでドライバーを転売し、4万円の現金をゲットしたというわけだ。ふるさと納税の還元率は3割から5割が通常だが、中には7割を超えるケースもあるので、ぜひ、ネットで情報を仕入れてみよう。

 また、空いている時間を上手に使って、チャチャチャッと小遣いを稼ぐのも、ご一考(文末の表組み参照)。家で眠るお宝を転売するのも一つの手段。「切手のコレクターである父親の遺品整理をしていて、何冊もの切手帳が見つかりました。もちろん、切手としても使えるわけですが、大量だったので、記念切手を古物商に持ち込んでみました。そうしたら、額面の8掛けで全部売れました。枚数が枚数なので、100万円近い額になりました」(41歳のトラック運転手)

 読者の世代なら持っているテレホンカードを転売するのも手。50度数のテレカが数万円で売れることもあるという(表の「フリマアプリで出品」を参照)。ふるさと納税の裏技と合わせただけでも、シメて約10万円。さらに、表の金儲け術も参考にすれば、楽しいところにも行けちゃうかも、ですぞ!

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