小栗旬
小栗旬

 鈴木亮平(35)が主役の西郷吉之助を演じる大河ドラマ西郷どん』(NHK)が、大きな展開を見せそうだ。8月26日に放送される第32話のタイトルはズバリ『薩長同盟』。これまで犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩が、坂本龍馬小栗旬/35)の尽力で同盟を結ぶ歴史的事件なので、歴史好きはもちろん『西郷どん』初心者でも楽しめる放送回となりそうだ。まずは8月19日の放送内容を振り返ってみよう。

 吉之助は薩摩に龍馬を連れて戻る。雨漏りをするような家に住んでいることに龍馬は驚くが、吉之助が周囲の人に気を使って古い家に住んでいるということを知り、吉之助への信頼を厚くする。一方、大久保一蔵(瑛太/35)は岩倉具視(笑福亭鶴瓶/66)に掛け合うなど、幕府の長州征伐をやめさせようと裏で動いていた。龍馬はその後、吉之助と長州の桂小五郎(玉山鉄二/38)を引き合わせるべく手紙を吉之助に送るが、同時に一蔵からも京都へ来るようにという手紙が吉之助のところに届き……という展開だった。

 この放送ではラストで吉之助と一蔵が「チェストー!」と叫び合うシーンが話題となったが、来週も『薩長同盟』だけあって男たちのアツいやりとりが期待できる。鈴木亮平は番組ホームページで「今まで描かれてきたものとはひと味違う、実に『西郷どん』らしい薩長同盟になっていると思います」と述べており、いやでも期待が高まる。そこで、ぜひこの放送前に押さえておいていただきたいのが、鈴木亮平と『薩長同盟』の主役ともいえる、坂本龍馬を演じる小栗旬のアツすぎる男の絆だ。

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