庄司智春(品川庄司)
庄司智春(品川庄司)

 風が吹いても痛いといわれる“痛風”。痛風は、血液中の老廃物である尿酸が結晶になり、関節部分に蓄積し、激しい関節炎を引き起こす病気だ。原因は、食生活や生活習慣の乱れが影響しているという。かつては成人病といわれ、中高年に多い病気だったが、最近では若い患者も増えているらしい。成人男性の5人に1人は予備軍だといわれるが、芸能界にも痛風で悩む人たちは少なくない。

 お笑いコンビ、サバンナ高橋茂雄は、1か月間1万円で生活するというバラエティ番組の企画に挑戦していた際、左足に激痛を感じた。スタッフはそのままロケを続けようとしたが、高橋は病院に直行し、そこで痛風を発症したことが判明したという。ちなみに、痛風の激痛について、高橋いわく「大型のトレーラーが足をひいてる感じ」だとか。

 陣内智則も痛風持ちの一人。陣内は、痛風のリスクが高まるといわれるプリン体を多く含む食べ物は食べないようにしていたが、親からの遺伝で発症したとテレビで明かしていた。あまりの痛みに、歩けないどころか立ち上がることもできず、薬を飲んで番組収録に臨んでいるそうだ。

 医療バラエティ番組で痛風が発覚したのは、俳優の布施博だ。しっかり運動をし、飲酒も控えているそうだが、尿酸値が高かった布施。番組が私生活に密着したところ、筋トレ中に水分補給をしておらず、血液中の尿酸濃度が上がってしまったことが原因だった。尿酸値を下げるために肥満を解消しようとするならば、尿酸値を上昇させる無酸素運動である筋トレは避け、有酸素運動を心がけたほうが良さそうだ。

 ふだんから筋肉隆々のボディを披露している品川庄司庄司智春は、鶏のササミばかり食べていて痛風になったと明かした。ササミの食べ過ぎで痛風になるのかどうかは、さだかではないが、偏った食事が原因なのかもしれない。バナナマン日村勇紀も痛風予備軍といわれており、基準値といわれている尿酸値7.0を上回る9.0という数値になったことを明かしていた。

 仕事柄、生活が不規則になりがちな芸能人は、痛風リスクも高いのかもしれない。痛風は、女性よりも男性のほうが、圧倒的に発症率が高い病気でもある。男性は特に、ふだんから規則正しい生活とバランスのよい食事を心がけよう。

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