美輪明宏
美輪明宏

 9月25日放送の『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)に、タレントの美輪明宏(83)が出演。自由奔放な発言を連発し、視聴者を爆笑させたようだ。

 同番組は、依頼人が持ち寄った“お宝”を専門家が鑑定し、その査定額を提示するという内容で、今回は『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)とのコラボ企画として、美輪明宏が自身の描かれた肖像画を持参し、スタジオで鑑定することになった。

 美輪が描かれた3点の肖像画は、写実的な女性画で知られる画家の木下孝則氏が描いたもの。木下氏は、当時21歳のシャンソン歌手だった美輪に興味を持ち、横浜のアトリエに招待。そのとき木下氏がすぐさま描いた絵に、美輪は「こんなに顔長くないから嫌だ」とケチをつけたという。

 木下氏は、この失礼な言葉にも怒らず「またおいで!」と再び美輪をアトリエに招待。2枚目の絵を描いてもらったが、まだ気に入らなかった美輪は「いろいろ私、イチャモンつけたんですよ」と告白。すると木下氏は「キチンとした具象画にして描くから」と、またも招待してくれたそうだ。

 こうして3枚目にトランプ占いをしている美輪の絵を描いてもらったが、美輪は「何回か通ってるうちに飽きちゃった」と言って、アトリエに行くのをやめてしまったという。

 木下氏は「しょうがない子だね。(絵を)持っておかえり」と笑って言ってくれたそうだが、美輪が持って帰るのは嫌だとだだをこね、木下氏が3枚の絵を美輪の家まで送ってくれたそうだ。

 司会の今田耕司(52)から、本人評価額を尋ねられると、美輪は「3兆円でどうでしょう」と発言。これに今田は「いいですね~。美輪さんしか言えない」と、苦笑いを浮かべていた。

 この美輪の肖像画に、専門家は「350万円」という高額の査定金額をつけ、スタジオは騒然。最後に感想を尋ねられた美輪は「今度は私を売りに出そうかしら」と答えて、出演者を爆笑させていた。

 そんな自由すぎる依頼人、美輪明宏のトークに、視聴者は大ウケ。ネットでは「発言が自由すぎる」「美輪さんがこんな人とは思いもしなかった……」「3兆円って普通に答えててめっちゃ笑った」「なんとなく怖いイメージがあったけど、印象が変わった」「冗談を言うのが好きっぽいね」「美輪さんがマジで面白かった! どんどんテレビに出てほしい」「美輪さんのジョークを聞いたら、何かのパワーが宿りそう」など、今回の『鑑定団』出演は大好評だった。

「美輪明宏さんは、2017年3月放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演した際も、軽快なトークが大好評でした。このとき美輪さんは、司会の笑福亭鶴瓶(66)を圧倒するほどのトークを披露し、鶴瓶も絶賛。“また出てくださいね! ずっとしゃべってもらいたいから”と鶴瓶がお願いすると、美輪さんは“一緒に暮らしましょうか?”と返し、鶴瓶を爆笑させていました」(テレビ誌ライター)――衰え知らずの83歳に衝撃!

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