城島茂(TOKIO)
城島茂(TOKIO)

 9月30日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、TOKIOがオリジナルのカレーを作る企画を放送。海上自衛隊の全面協力で、TOKIOが最新鋭潜水艦に乗り込み、視聴者を驚かせた。

 この日の番組では、TOKIOのメンバーがオリジナルのカレー作りを目指す「俺たちのDASHカレー」の企画を放送。今回は、城島茂(47)と長瀬智也(39)が自衛隊の館山航空基地を訪問し、100年の伝統がある本物の海軍カレーを取材した。

 さらに2人は、海上自衛隊が誇る「特別なレシピ」の存在を知り、最新の哨戒ヘリに搭乗。城島が「カレー勉強するために自衛隊のヘリに乗るってどういうことやねん」「乗られへんよ、普通は」と驚く中、わずか15分でアメリカ海軍の横須賀基地へと移動した。

 そして撮影禁止区域を抜けた先に停泊していたのは、日本海上自衛隊の最新鋭潜水艦「ずいりゅう」だった。城島は「ただ単に、僕らカレー作りたいだけなんですけど……」と困惑していたが、2人は艦長の土谷亨氏に案内され、国家機密だらけの潜水艦の中に潜入させてもらうことに。

 その内部は、潜水艦としての機能が優先され、居住空間を犠牲にした迷路のような設計。最初に案内された場所には魚雷が置かれており、魚雷の下が乗員の仮設ベッドという配置に、2人はビックリ。さらにベッドの横にはミサイルが置かれていると説明を受けると、長瀬は「僕らには想像できないことばかりっすね……」と衝撃を受けていた。

 そんな寝る場所も選べないくらいの極限状態で、「ストレス解消や病気を予防する唯一の楽しみ」として案内されたのが、潜水艦の食堂。ここでは作り置きやレトルトを一切使わないと紹介され、実際に「シーフードカレー」と「ポークカレー」の秘伝レシピを教えてもらうことになった。

 調理中も、音を立てられない潜水艦ならではの独特の野菜の切り方や、火気を用いると貴重な酸素を消費するため、電気を使って調理することなどを公開。また、潜水艦カレーには8つの隠し味が入っていることも明かされた。

 こうして完成したポークカレーを実食した長瀬は「コクがすごい!」「めちゃくちゃウマいな!」と絶賛。一方、シーフードカレーを食べた城島は顔をほころばせ、「おいしい〜、コレ!」「魚介のダシが生きてる!」と、こちらもベタ褒めしていた。

 お互いのカレーを交換して2種類のカレーを堪能した城島は「個人的にカレー企画が始まって、これ(ポークカレー)がナンバーワンかも」と発言すると、長瀬も「俺も、このポークがナンバーワン」と、潜水艦のポークカレーに太鼓判を押した。

 そんな潜水艦でのロケは、視聴者にも衝撃的だったようだ。ネットでは「潜水艦のカレー、超うまそうだったけど、それよりも潜水艦の環境ってすごい。あんな過酷な環境で日本を守ってくれていることに感謝しかない」「娯楽も何もない潜水艦という空間の中で、自衛隊員のストレス軽減として料理というものは重要なんだろうな」「乗組員の方々って、強靭な精神力の持ち主だよなぁ。スゴくカッコいい」「ずいりゅうに乗りこんでるの面白すぎ。潜水艦のアレコレを教える番組になっとる」「酸素減るから火を使わずに電気で調理とか、目からウロコ!」など、めったにお目にかかれない潜水艦内部に対する感想も多数上がっていた。

 国家機密や知られざる情報が満載の潜水艦の内部は、カレーのレシピとは別の意味で貴重な映像だった!?

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