イモトアヤコ
イモトアヤコ

 ドラマ『下町ロケット』(TBS系)の出演俳優たちが、放送2回目にして早くも話題となっている。「立花くんの喜び方が、はちゃめちゃにかわいい」など、ツイッターでも竹内涼真(25)の演技が絶賛されるなど、主演する阿部寛(54)以外の俳優への注目度も高い。ここでは10月21日の放送から、このドラマが持つ、ある特徴を語ってみたい。

 帝国重工はロケット開発に向け、新バルブシプテムの開発を佃製作所に依頼する。一方、社長の佃航平(阿部寛)は、取引先のヤマタニがギアゴーストとの取引が中止したことを知る。それは佃製作所のトランスミッションが、ヤマタニで使われないということを意味していた。中止の理由はギアゴーストが、大手メーカーのケーマシナリーに特許侵害で訴えられ、15億円という金額を請求されたため。航平がギアゴーストを救うことはできないかと、弁護士の神谷(恵俊彰/53)に相談したところ、逆にケーマシナリーを特許侵害で訴えてタダ同然でギアゴーストを手にするという方法を教えられる。その後、佃はギアゴーストの島津(イモトアヤコ/32)、伊丹(尾上菊之助/41)が帝国重工から独立した過去を知り……という展開だった。

 第1話もそうだったがツイッターではとくにイモトアヤコへのリアクションが大きかった。「イモトアヤコの演技、拍車がかかりすぎてもらい泣きしそうになった」など、かなり好意的なのだ。実際、イモトもギアゴーストの天才技術者という難役を見事にこなし、シリアスな芝居も板についている。

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