「ローソンの悪魔のおにぎり」を超えた、“うますぎオリジナルレシピ”があった!の画像
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 悪魔のおにぎり、というおにぎりをご存知だろうか? 以前よりレシピサイトでは話題になっていたのだが、10月16日にコンビニエンスストアのローソンが発売し、なんと発売6日で120万個を販売するという大ヒット商品になっているのだ。ツイッターでも「おいしすぎる」と評判になり、今もなお多くのツイートがされている。

「おいしすぎてつい食べすぎてしまう」ことから、名づけられたこの悪魔のおにぎり。白だしで炊いたごはんに、イカ天入りの天かす、青のり、天つゆを加えて作られており、要するに立ち食いそばでおなじみの、たぬきそばのおにぎりバージョンと言ったところだ。ちなみに悪魔のおにぎりはローソン100でも12日から同名の商品が販売されているが、ローソン100バージョンでは天つゆではなくめんつゆが使われているとのこと。

こちらは100円ローソンで売られている、悪魔のおにぎり。

 実際に食べてみると、天かすの生むコクと青のりの香りが絶妙にマッチしており、非常においしい。また、味つけは薄めでくどくないので、「食べすぎてしまう」というキャッチコピーも納得だ。約30種類あるおにぎりの中では、ここ3、4年で一番の売れ行きで、絶対王者と言われるツナマヨに迫る勢いというからすごい。

三角形がローソンの悪魔のおにぎり。青のりの量が多い
丸いものが100円ローソンバージョン。青のりが少ないぶん、天かすがより感じられる。つまり、どちらもおいしい

 おいしい。確かに悪魔のおにぎりは悪魔的においしい。しかし実際に食べてみて、これなら自分で作れるのでは? という思いを抱いた。なにしろ具材はシンプルだ。そしてシンプルなだけに、ちょっとした工夫をすれば、本家の悪魔のおにぎりを超えるものが作れるのではないだろうか。そんな思いを抱いた記者は、たぬきそばのおにぎりバージョンということで、立ち食いそばに詳しいライターの本橋隆司氏に、オリジナルを作るならどういう工夫をするべきなのかを聞いてみた。

「まずは天かすをゴージャスにしましょう。スーパーで売っているものを使うのもいいんですが、やっぱりお店で使われている天かすは、ひと味、違います。日暮里にある一由そばという立ち食いそば店では、天かすを60円で売っているので、それを使うといいですよ。ここの天かすはとにかくいろいろなものが混ざっていて、風味が抜群なんですよ」(本橋隆司氏)

 本橋氏が言うには、一由そばはゲソ天や春菊天など天ぷらの種類が豊富なため、その天かすにはいろんなフレイバーが含まれているのだとか。ローソンの悪魔のおにぎりは、少し味が単調なところがあるが、これならそういうこともなさそうだ。

「あとはどうしても油っぽさがあるので、すっきりさせるために紅ショウガを刻んで入れるのはいかがでしょう。一由そばでもゲソ寿司という酢めしに刻んだゲソ天を載せたメニューがあるんですが、紅ショウガが加えられていて、これがいい感じなんですよ」(本橋氏)

オリジナル悪魔のおにぎりの材料はこちらと、白だしで炊いたごはんだけ

 というわけで、本橋氏のアドバイスにより、一由そばで購入した天かすと紅ショウガ、そして青のりを加えて、完成させた日刊大衆特製の悪魔のおにぎりがこちら。

紅しょうががいい仕事をしています!

 見た目にも紅しょうががいいアクセントになっているが、実際に食べてみてもその存在感は大きく、さっぱりおいしく食べられる。また、一由そばの天かすはオリジナルよりイカの風味が強く、たまにネギや野菜が入っているのもいい。食べすすめながら味が変わるのが、楽しいのだ。

 もちろんローソンの悪魔のおにぎりもおいしいのだが、こんなふうにオリジナルな悪魔のおにぎりを作ってみるのも、楽しいものだ。あなたも色々な悪魔のおにぎりを考案してみては?

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