■伊藤英明は活動休止からのブレイク!

 最終審査まで残りながら、惜しくもグランプリを逃したのが、原田龍二だ。90年の第3回コンテストで準グランプリに選ばれた原田は92年放送のドラマ『キライじゃないぜ』(TBS系)で芸能界デビューすると、95年公開の映画『日本一短い「母」への手紙』で第19回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、その名を世間に知らしめた。また、タレントとしても、数々の旅番組やバラエティ番組などに出演。自ら“温泉俳優”を名乗り、日本各地の温泉を巡る姿を披露しており、17年4月からは情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で金曜日のMCを務めるなど、新境地を開拓している。

 あまり知られていないが、伊藤英明もジュノンボーイ出身の一人だ。93年の第6回コンテストで準グランプリに輝いた伊藤は、94年にサントリー・オールドのCMで女優の田中裕子と共演し、芸能界にデビュー。だが、キャラクターが作られていくことに悩んだ末、芸能活動を休止。2年間にわたって肉体労働を続けた後、現在の所属事務所のスタッフに声をかけられ、97年に俳優として再始動している。その後は数々の映画やドラマに出演。04年から始まる映画とドラマ『海猿』シリーズで、俳優としての確固たる地位を築いた。

 グランプリを逃したにもかかわらず、芸能界で活躍するイケメン俳優たち。てっぺんを取れなかった悔しさが、芸能界で奮起するバネになったのかもしれない。

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