川栄李奈「女優よりアイドルのほうが大変」過去の苦労話に、坂口健太郎も同情

　１１月２０日放送の『火曜サプライズ』（日本テレビ系）に、元ＡＫＢ４８のメンバーで、女優の川栄李奈（２３）が出演。アイドルの大変さについて実体験を交えて語り、視聴者を驚かせた。

　この日の番組では、川栄と俳優の坂口健太郎（２７）が、神奈川県溝の口を“アポなし旅”。地元の一般人から情報を得ながら、溝の口周辺の飲食店をアポなしで訪れていった。

　道行く人におしゃれな喫茶店を聞いた川栄は、自ら取材許可を得るために店内へ。交渉の末、見事取材ＯＫをもらい、スイーツを食べることになった。そこで２人に同行した日本テレビの青木源太アナウンサー（３５）が取材交渉の感想を聞くと、川栄は「緊張しました。すごく」「これ怒られるパターンもあるんですか？」と質問。青木アナは怒られることはないが、取材を断られることはあると語った。

　続けて青木アナが、ドラマ演技について監督に怒られることはあるのか質問すると、川栄は「ないですね。アイドルのときのほうが怒られてました」とポロリ。坂口が「それはどうして？」と聞くと、川栄は「ダンスとかできなくて……怒られてました」と、ＡＫＢ時代の苦労を語った。

　青木アナが、川栄のアイドル時代と、今の印象がガラッと変わったことを指摘すると、川栄は「キャラクター変えたってよく言われる」と笑顔で語った。坂口が「昔はどういうキャラだったんですか？」と質問すると、川栄は「アイドルのときは、おバカキャラでやってて……」とポロリ。「“やってた”というと語弊があるけど、（おバカなのが）バレちゃった」と説明していた。

　さらに「女優とアイドル、どっちが過酷なんですか？」という質問に、川栄は「アイドルのほうが全然大変ですね」とキッパリ。「“アイドルすごい”って思います」と語り、ＡＫＢ時代は「前日の夜に（翌日の）スケジュールが分かるんですよ」「毎日、遅い日は（深夜）１２時とか」と人気アイドルの実状を明かした。それを聞いた坂口は「いや〜、大変そう。舞台裏を知らないから、漠然としたものでしかないけど」と、アイドルの多忙ぶりに驚いていた。

　川栄が語ったアイドルの実状に、視聴者も衝撃を受けたようだ。ネットでは「川栄ちゃんが、ＡＫＢ時代のスケジュールをマジトーンでしゃべってて、どれだけ大変か、ちょっと伝わった気がする」「笑顔の裏にある見えない努力尊敬する」「“アイドルすごい”って言葉が響いた。女優になってもアイドル時代のことちゃんと話してくれるし、本当好感持てる」など、ファンの間でもさまざまな反響があった。

　川栄は、ＡＫＢ時代に握手会での傷害事件の被害にも遭っている。さまざまな苦難を乗り越えて、今の女優としての活躍があるのかもしれない。