酒井法子
酒井法子

 11月27日、大手芸能事務所・サンミュージックプロダクションの創立50周年記念式典が東京プリンスホテルで開催された。

 式典には、同社の第1号所属タレントである森田健作千葉県知事をはじめ、西郷輝彦(71)、野村将希(66)、太川陽介(59)、ベッキー(34)、カンニング竹山(47)、カズレーザー(34)ら160人におよぶ所属タレントが出席。多くの報道陣や招待客で会場は熱気に包まれた。

「サンミュージックといえばベッキーですが、彼女は出席するにはしていたんですが、式典が終了した後の囲み会見には応じず。まだまだ2016年の川谷絵音(29)の不倫スキャンダルの傷が癒えていないことを思い知らせてくれました」(取材した芸能記者)

 式典の中で、もっとも出席者の熱い注目を集めたのは、冒頭で会場のスクリーンに上映された事務所の歴史を振り返るVTR。司会のダンディ坂野(51)が、「スクリーンは絶対に撮影しないでください」と強くくぎを刺したことで、かえって「何が映っているんだろう?」と出席者の興味をかきたててしまったというのだ。

「1969年、森田知事が、映画『夕月』でヒロインの黛ジュン(70)の相手役としてデビューすると同時に事務所がスタートしたことにはじまり、その後、屋台骨を支えたアイドル全盛時代、そしてお笑いタレントを数多く輩出するようになった現在までを振り返った内容でした。特に桜田淳子(60)、松田聖子(56)、酒井法子(47)の3人については時間がたっぷり割かれ、多くの写真がスクリーンに映し出されました」(前出の芸能記者)

 3人とも、サンミュージックの歴史を語る上では避けることのできない大物ばかり。それにしてもなぜ「撮影禁止」なのか。

「普通に考えれば肖像権の問題でしょうね。3人とも現在は、サンミュージックを離れていますから、本人に無断で写真を使えないわけですよ」(前同)

 とはいえ、肖像権の問題がクリアされていたとしても、この3人については、いずれにしても撮影禁止だったに違いない、というのが、現場にいた芸能記者たちの一致した見解だったという。

「3人それぞれ、サンミュージックとしてはトラブル続きでしたから。桜田淳子は統一教会への入信が問題となり、いまだに表舞台に出られないし、松田聖子は事務所から独立してしまった。当時は円満独立と言い張っていましたが、実際はそうではなかったんです。そして、のりピーは2009年に発覚した薬物使用問題。サンミュージックの歴史はスキャンダルの歴史みたいなものなんです。彼女らの写真が出れば、そうした黒い歴史が、またほじくり返されてしまう。撮影禁止はそれを恐れてのこともあったのでは」(同)

 ちなみにあまり知られていないが、今、金にまつわるさまざまな疑惑で追及を受けまくっている片山さつき地方創生大臣(59)も、実はサンミュージックがマネジメントをしている。この日の記念式典には姿がなかったというが、前出の芸能記者は、「事務所の人は来なくてよかったと思ってるかも(笑)」と話す。

 輝かしい歴史を誇る同社には、今後も、芸能界のスターを誕生させていっていただきたい!

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