西島秀俊
西島秀俊

 “イケボ”という言葉をご存知だろうか。これは「カッコいい声=イケメンボイス」の略だ。つまり、ステキな声で女性の心をつかむ男性のこと。定義としては、あくまでもポイントは“ボイス”であり、容姿は問わないそうだ。

 YouTubeをはじめとする動画投稿サイトには、数多くのイケボ男子たちが歌声やゲーム実況、アニメキャラのアテレコの様子をアップしており、多くの女性ファンに支持されているという。姿が見えず、声だけのほうが、自分に都合のよいイケメン像をイメージでき、女性たちの夢も膨らむのかもしれない。

 男性芸能人の中にも、そんなイケボの持ち主は多い。そこで今回は、10~50代の女性100人に「イケボだと思う男性芸能人」について聞いてみた。

 第4位(5.0%)には、玉木宏西島秀俊の2人が同率でランクイン。

 2人とも結婚したときは、それぞれ “ロス”を叫ぶファンの存在も話題になったが、それでも女性人気は高いままだ。

 玉木宏は役者だけではなく、その声を生かし、歌手としても活動していた。2018年にはドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)で、ちょっと情けない不倫夫をコミカルに演じ、話題になった。玉木を選んだ人からは「朝ドラ『あさが来た』の旦那様の声が良かった」(42歳/神奈川県/会社経営・役員)、「映画『ジュラシック・ワールド』の吹き替えが印象的だった」(31歳/埼玉県)という声や、「テレビで話しているのを聞いて、いい声だと思った」(46歳/千葉県/主婦)、「ちょっと個性のある紳士的な感じの声がいい」(43歳/愛知県/主婦)という理由が上げられていた。

 西島秀俊は、スタントを自らこなすこともあり、とてもアラフィフとは思えない鍛え上げられた肉体が話題になることが多い。2019年には2夜連続放送のスペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』(テレビ朝日系)の主演、高畑充希主演のドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)の出演も控えている。西島には「『MOZU』シリーズの警部役のときのイメージ。かっこいい声がたまらなく好きだった」(58歳/神奈川県)、「とにかく、あの声が大好きだからです」(36歳/熊本県/コンピュータ関連以外の技術職)という答えや、「筋肉美がステキ」(27歳/秋田県/公務員)という、声とはまったく関係のない回答もあった。

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