吉田沙保里、引退を表明「33年間のレスリング選手生活に区切り」

　１月８日、女子レスリングの吉田沙保里選手（３６）が自身のインスタグラムを更新。現役引退を発表し、多くのファンを驚かせた。

　この日のインスタで、吉田選手は「この度、３３年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と、レスリング選手を引退することを報告。

　これまでのファンからの声援とサポートに感謝を述べた上で、「また後日、改めてみなさんの前で引退のご報告と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」とメッセージを送った。

　そしてこの投稿には「世界大会のメダル」というハッシュタグがつけられており、これまでに吉田選手が獲得した数々のメダルの画像を公開した。

　国民栄誉賞まで獲得した、女子レスリング界のレジェンドの引退宣言に、多くのファンが衝撃を受けたようだ。吉田選手のインスタには「沙保里さん、本当にお疲れ様でした。感動をありがとうございました」「たくさんのワクワクと金メダルをありがとうございました」「あなたは三重県の宝です。日本の宝です。今後は違うかたちでのご活躍を楽しみにしています」「感動をありがとうございました。これからの新たなスタートも応援しています」など、感謝とねぎらいのコメントが殺到。今後の活躍に期待する声も多く寄せられていた。

　２０２０年の「東京オリンピック・パラリンピック」開催を前に、選手から退くことを決断した吉田沙保里選手。日本スポーツ界の至宝である彼女が、東京五輪に向けてどんな活動を見せてくれるのか、今から楽しみにしたい。