菅田将暉
菅田将暉

 日本テレビの日曜ドラマは、もしかしたら今、最も注目のドラマ枠かもしれない。前クールで賀来賢人(29)らが出演した『今日から俺は!!』は、劇場版『銀魂』などでヒットを連発する人気脚本家、福田雄一氏の演出や豪華ゲスト出演者がニュースになり、放送終了まで話題が尽きなかった。そんな話題作の次に放送されるのが菅田将暉(25)主演の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』だ。こちらも1月6日の第1回放送からフルスロットルで、ネット上の話題をさらっている。第1話の内容から振り返ってみよう。

 舞台は卒業式まであと10日に迫った、私立魁皇高校。3年A組の担任を務める美術教師、柊一颯(菅田将暉)は校舎を爆破し生徒たちを監禁する。これにはA組の学級委員である茅野さくら(永野芽郁/19)ら生徒たちは混乱するが、抗う術は見つからない。「これから俺は、最後の授業を始める」と語る一颯。彼は3年A組の生徒だった、景山澪奈(上白石萌歌/18)の自殺の真相を答えるように生徒たちに要求。そして、さくらがこの回答者に指名されて……。

 菅田将暉が演じる柊一颯のアクションや猟奇的なシーン、そしてヒロインの茅野さくら役、永野芽郁の早口ゼリフや涙の告白ありと、とにかく初回から盛りだくさんの内容だった! とはいえ、この第1話でネットを一番ざわつかせたのはやはり主演の菅田だ。ツイッター上では放送直後から「菅田将暉のキャラやばすぎ」「柊先生かっこいいー」と、菅田を褒めるつぶやきが相次いでいた。

 菅田将暉といえば2017年公開の映画『あゝ荒野』で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。現在放送中の連続テレビ小説まんぷく』(NHK)の弁護士役でも、登場機会は少ないながら大きな存在感を示した。今、一番、目が離せない俳優の1人だろう。話題になるのも納得だ。

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