松田翔太
松田翔太

 北川景子(32)主演のドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)が1月9日よりスタートした。

 同作は2016年7月期に放送された『家売るオンナ』シリーズの続編。平均視聴率11.
5%を記録したキャストとスタッフが再集結して作られる新シリーズということで、オリコン調査などの「冬ドラマ期待度」で1位になるなど、放送前から注目を集めていた。

 第1話では、北川演じる伝説の天才不動産営業ウーマン・三軒家万智が、夫の屋代課長(仲村トオル)とともにテーコー不動産に復帰。さっそく、熟年離婚をたくらむ岡江久美子(62)演じる専業主婦に物件を売りつけ離婚を回避させ、加藤諒(28)演じる炎上系ユーチューバーには1億円の物件を売るなど、前シリーズから続く型破りな営業スタイルを見せつけた。

■イケメンの不動産営業マンが新シリーズの見どころ!?

 新シリーズで注目なのは、現実ではありえないほどイケメンがそろった、テーコー不動産新宿営業所の営業マンたち。新シリーズから現れたフリーランスの不動産屋までがイケメンすぎて、それこそ、乙女ゲームにでもしてほしいぐらいの勢いだ。

ようこそイケメン不動産屋へ―――――
マンションを買うために不動産屋を訪れたあなた
あなたが選ぶのはどの営業マン?

 といった感じだろうか。

 前作から引き続き登場する営業所のエリート足立聡(千葉雄大・29)は、お菓子系腹黒イケメン。足立を演じる千葉雄大は、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』では「白王子」と呼ばれ、穏やかな性格な上に勉強も運動もできるパーフェクトな高校生の役を演じた。透明感にあふれていて、ハマリ役だと思っていた。

 ……が、『家売るオンナ』に出会い、腹黒王子としての持ち味を遺憾なく発揮。心の黒い部分がチラチラ見える笑顔が愛しくて、見えないところで毒を吐く姿がかわいくて、ゾクゾクしてしまう。かわいい笑顔だな~! なんて思っていたら、思わぬ高額物件を買ってしまいそうだ。

 こちらも同じく前作より登場する熱血営業マンの庭野聖司(工藤阿須加・27)は、純朴系熱血イケメン。庭野を演じる工藤阿須加は、工藤公康元投手の息子という生い立ちや、日本テレビ系情報番組の『ZIP!』で水曜パーソナリティを務めるなどで、爽やかなスポーツマンイメージそのもの。一般人として不動産屋で仕事をしていたらこんなふうなのではないか、などと想像してしまうくらいに、爽やかで一生懸命なのだ。

 2017年のドラマ『明日の約束』(フジテレビ系)で見せた、穏やかな性格ながら複雑な家庭環境に苦しむ……といった影は一切ない、明るくて誠実な役どころに和んでしまう。爽やかな笑顔や、ちょっと困った顔が見たくて、つい無理を言ってしまいそうだ。

 課長であり、三軒家万智の夫でもある屋代大(仲村トオル・53)は、世話焼き系気遣い上手なイケメンオジサマ。王子というよりは執事といった感じで、外出から戻ったら引っ越し準備をしていてくれて、気づけば家財道具一切をまとめてくれているし、何よりあの笑顔だ。いつもニコニコしていて、寂しくなると行きつけのBARで愚痴ってしまうのだが、のろけなのか? と聞き返したくなるような、ただのボヤキにしか聞こえないという平和キャラ。家を買おうと決心しているのに、なぜかいろいろと心配してなかなか買わせてくれなそうだ。

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