連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)も、気づけば残りは2か月となってしまった。安藤サクラ(32)が演じるヒロイン福子に若かりし日の可憐さはなく、もはや大阪のオバちゃん感たっぷり。ボケもツッコミも1人でこなす大活躍ぶりだが、その笑顔に癒やされている人も多いはずだ。しかし、最近の注目は、久しぶりに登場したあの人ではないだろうか? まずは1月26日の放送を振り返ってみよう。
池田信用組合の理事長を辞めた後、ラーメンの研究を始めた立花萬平(長谷川博己/41)。子どもたちの反対があったものの、福子の支えにより萬平は開発研究に没頭する。福子は鶏ガラをダシにしてごま油を隠し味にすることなどを提案し、萬平はとろろ昆布から麺をお湯で戻すヒントを得て、ついに即席ラーメン作りが本格化する……。
福子が妙にハイテンションだったりトピックスの多い放送回だったが、注目を浴びたのは「次週予告」だ。そう、もはや懐かしい“塩軍団”の2人が登場したのだ。岡(中尾明慶/30)と森本(毎熊克哉/31)の姿が出るやいなや、SNSでは「塩軍団久しぶりや!!」「岡さん、森本さんおかえりなさい!」と、過去キャラの再登場を喜ぶ声が相次いだ。ストーリー上では、塩軍団の解散から8年も経過している。本作に限らず朝ドラは時間がどんどん過ぎていくため、かつて活躍した脇役の再登場は毎度の見どころとして、ドラマ終盤を大いに盛り上げている。