『ラ・ラ・ランド』倒してトレンド1位!『トクサツガガガ』からまた名言爆誕の画像
画像はNHKドラマ『トクサツガガガ』公式サイトから

 ツイッターを中心に話題沸騰中のNHKドラマ『トクサツガガガ』。

 2月13日に放送された第4話では、同時間帯に『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で映画『ラ・ラ・ランド』が地上波初放送されたにもかかわらず、ツイッターのトレンドで「トクサツガガガ」がトレンド1位を獲得するという事態となった。

 そこまで視聴者につぶやかせた理由は何か、オタクの誰しもが納得してしまう「名言」があったのだった。

 同作は『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中の同名漫画が原作の、オタク女子たちの日常を描いたドラマ。主人公の仲村(小芝風花/21)はOLをしながら日常生活で「特撮好き」を隠す“隠れオタク女子”。ある日、同僚の北代(木南晴夏/33)が同じ“隠れオタ”だと知るが、北代から嫌われているのではと悩んでいた。

 しかし北代もまた悩みを抱えていた。彼女は自分が隠してきた趣味を、オタク仲間のみやび(吉田美佳子/20)により社内中にバラされて、転職していた過去があった。そのため、同じオタク仲間であるはずの仲村を、必要以上に警戒し、敵視していたのだ。

 誤解が解けたことで仲村に歩み寄った北代は、過去に決別したみやびとも仲直りしようと仲村に助けを求める。仲村は、オタク仲間の吉田(倉科カナ/31)と、“任侠さん”こと松本(竹内まなぶ/30)を誘い、5人でカラオケに行くのだった。

■「推しだってみんな年取るんだし、そんなの気にしてたらソン」

 北代にとってどれくらいみやびが大事な存在だったのか。それは回想シーンで描かれた、2人が初めて会ったライブ会場での会話で分かる。北代は30歳という自分の年齢を気にして、若いファンが集まるイベントや握手会は今まで行ったことがないと、みやびに打ち明けた。だがみやびはそれを「そんなの関係なくないすか?」とバッサリ。「私だってそのうち30ですよ。推し(好きな対象)だってみんな年取るんだし、そんなの気にしてたらソンですって」と笑顔で言い返したのだった。

 それを聞いて、それまで気恥ずかしさからかモジモジしていた北代の顔が一気に華やいでいく。好きなものを追いかけるのに年齢は関係ない。その気持ちを与えてくれたみやびは、北代にとって何より大事な仲間だったんだろう。

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