■エアコンより湯たんぽ、枕も重要

 冬は、ついつい暖房や電気毛布をつけっぱなしで寝てしまうが、これも快眠を妨げてしまうんだとか。「エアコンよりも湯たんぽを使うべし」だ。

「空気が乾燥する暖房や電気毛布より、湯たんぽのほうがいいと思います。ただ、眠る直前に取り出してください。寝具を温めておくことが目的です。一度寝ると体から放熱されて、布団の中が温かくなっていくので、その熱を維持して眠りに入ってください」(同)

 枕も重要。起床時に肩凝りや頭痛を感じる場合は、枕に問題があることが多い。「量販店にある既製品に、自分に合った枕はないと考えてもらったほうがいい」と語るのは、『山田朱織枕研究所』の松本和也氏。松本氏によると「枕は手作りするべき」という。

「枕は体に合った高さ、寝返りを阻害しないための硬さ、そして、素材の“へたり”を維持するメンテナンスが必要になります。その条件を満たせる枕は量販店にはありません。朝起きたとき、枕がズレていたら合っていない証拠。合っていない枕を使うより、手作りしたほうがいいんです。新品の玄関マットを土台にして、毛足の短いタオルケットを重ねて高さを調整したうえで、オリジナルの枕を作ることができます」

 最後に、白濱院長は「他人を気にしすぎない」ことが最良だと語る。「交感神経(昼の神経)から副交感神経(夜の神経)への切り替えが、睡眠には大切。ですから、就寝前は対人関係のことを細々考えたり、他人のツイッターを読んでみたりせず、ある種、“自分勝手”に生きることをオススメします」

 “自己チュー”になることも、快眠への近道だった。

あわせて読む:
・『3年A組』高視聴率を支える“型破りな物語演出”とは?
・『モンスターハウス』だけじゃない、クロちゃん『水ダウ』絶叫登場回
・「嵐」活動休止発表で「落ちたジャニーズ」「アガったジャニーズ」

  1. 1
  2. 2