■市川海老蔵は酒の席でのトラブルで
芸能人が顔をケガするケースはなにも事故だけではない。歌舞伎俳優の市川海老蔵は10年11月、西麻布のバーで酒を飲んでいたところ、同席していた男性から暴行を受け、左頬陥没骨折や前歯の損傷など全治2か月の大ケガを負っている。
ケガの影響は大きく、出演していた数本のテレビCMが相次いで打ち切りになったほか、翌年1月3日から公演される予定だった『初春花形歌舞伎』が中止になるという深刻な事態に見舞われた。その後、顔にメスを直接入れない手術が功を奏し、ケガは順調に治癒。その後は心配された後遺症もなく、芸の道にまい進している。
打って変わって、ケガで顔が変わってしまったのが、千原兄弟の千原ジュニア。18年8月17日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演したジュニアによると、デビュー12年目の01年にバイク事故を起こした際、顔面を強打し、アゴや眼窩底(がんかてい)などを骨折する大ケガを負ったという。そのときに手術をしたものの、顔つきが変わってしまったそうで、ジュニアが事故前の顔写真を見ながら「ほんと一重(まぶた)で、もっと目が吊り上がった目だった」と説明すると、司会の黒柳徹子もその“変身”ぶりに「全然違う」とビックリ仰天していた。
さまざまな原因で、顔をケガしてしまった芸能人たち。芸能活動に復帰できたからよかったものの、大事な商売道具だけに、今後は十分に注意してもらいたいものだ。