ピエール瀧(電気グルーヴ)
ピエール瀧(電気グルーヴ)

 3月12日夜に麻薬取締法違反(使用)容疑で逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則=51)。瀧本人は容疑を認めており、20代の頃から違法薬物を吸っていたと供述しているという。

 NHKの連続テレビ小説大河ドラマや映画、CMなどにも出演する瀧の逮捕はエンタメ業界に大きな衝撃を与え、関係各所は対応に追われており、いまだに波紋を広がり続けている。

「瀧の逮捕をうけて、瀧と石野卓球(51)によるユニット『電気グルーヴ』はツアーを中止。また石野が出る予定だった音楽イベント『Pump It』への出演中止も決まり、14日昼に石野は自身のツイッターで、レコード会社が発表した情報をリツイートするかたちで“だとよ”とコメントしました。これが石野の瀧逮捕後初の発言でした」(音楽ライター)

 石野はその後、22日にツイッターで「51歳初Tattoo入れました!」と、電気グルーヴロゴのタトゥーの写真を投稿し、「“Zin-sayは電気グルーヴ、電気グルーヴは人生”真似すんなよ」(原文ママ)とつづった。また、インスタグラムでは過去に訪れたドイツ・ベルリンで撮影した瀧とのツーショット写真を投稿している。

 3月28日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、石野卓球についての記事を掲載。

「石野が、幻覚作用のある違法薬物をインドネシアのバリで使用した経験があり、ドラックをやっていない人間がドラックをやるなと語ることはおかしい、と過去に雑誌のインタビューで話していたことを報じています。また、ピエール瀧がどこから薬物を入手したのかが注目されています。『文春』では、逮捕するのは容易ではないため現在は“石野はノーマーク”とありますが、ワイドショーなどでは、瀧の相方である彼に説明責任を求める声が噴出していますね」(芸能記者)

 そんな中、瀧に麻薬を譲渡したとして、19日に厚生労働省麻薬取締局(麻取)が、テレビ制作にも携わっていた田坂真樹容疑者(48=通訳業)を逮捕していたことが明らかになった。田坂容疑者は1989年の電気グルーヴ結成当時から、瀧の友人だという。

 田坂容疑者は容疑を否認しているということだが、彼女以外にも瀧が麻薬を調達していた”別ルート”があったのではという話が聞こえてきている。

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