■三宅弘城はNHKとの相性抜群

 15年下半期の朝ドラ『あさが来た』では、ヒロインのあさ(波瑠/27)の嫁ぎ先、加賀屋の中番頭として実にいい味を出していた。三宅はこの作品で、演技派かつキャラの濃い俳優としての知名度を上げた。『あさが来た』のスピンオフ作品ではなんと主演に大抜擢と、NHKからの信頼も厚い。彼が視聴率回復の救世主となれば、最高の恩返しとなるだろう。

 実は『いだてん』は3月31日の第13話で平均視聴率が8.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と、ワースト記録を更新してしまった。この放送回はオリンピックのマラソンで棄権した四三が自身の失態に落ち込むという、数字だけではなくテンションも下がる回だった。

 しかし、今後はついにスヤ(綾瀬はるか/34)とも結婚するし、かの箱根駅伝の創設に尽力もする。さらに次のオリンピックにも出場するなど、楽しそうな見どころにあふれているのだ。四三が日射病で倒れるという、物語的にもどん底だった第13話が視聴率の底であると信じたい! (ドラマライター・半澤則吉)

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