何かとネットを騒がせがちな、坂上忍（５１）が司会を務めるフジテレビ昼の情報トークバラエティ番組『バイキング』。
この３月には、２０１４年の番組スタート以来、５年間レギュラー出演していたお笑いコンビ・サンドウィッチマンをはじめ、ＹＯＵ（５４）、ＩＫＫＯ（５７）、橋本マナミ（３４）が番組を卒業。しかし、４月に入っても新たなレギュラーが加入することもなく、放送を続けている。
「一時、コメンテーターは曜日レギュラーとゲスト合わせて７人ほどが出演していましたが、現在は４～５人のコメンテーターで回していますからちょっとさびしいですよね。昨年には雨上がり決死隊やアンガールズの山根良顕（４２）、森泉（３６）、小籔千豊（４５）など、続々とレギュラー出演者が番組を卒業していきましたが、『バイキング』では司会の坂上にハマらないとレギュラーは務まらないともっぱらです。そのため、なかなかレギュラー出演者が決まらないといいます」（制作会社関係者）
コメンテーターが的外れな発言をしたり、煮え切らないコメントをするとあからさまに不機嫌な態度になることも少なくない坂上に対し、昨年卒業した小籔はＡｂｅｍａＴＶの生放送で、「（自分の発言に対し）坂上さんが明らかに嫌な顔をしているときがある。心が折れるときがある」と告白。雨上がり決死隊の宮迫博之（４９）も昨年８月『アッパレやってまーす！』（ＭＢＳラジオ）で「ほんまに、しんどいから辞めた」と、『バイキング』降板の理由を語っている。
また、３月で卒業したＹＯＵがコメントに困る場面や、ＩＫＫＯも坂上から冷たい態度を取られる場面がたびたび見られた。
「坂上は歯にきぬ着せぬ毒舌で現在の大物司会者の地位を築きましたが、その横暴な態度やコメンテーターへのパワハラともとれる振る舞いが以前から視聴者から批判の的になっていて、最近『バイキング』は視聴率を落としています。さらに、坂上の振る舞いにはタレントやスタッフも相当疲弊しているみたいです。すべて坂上が最終決定を行うため、翌日扱うネタが決まるのも前日の夜。スタッフはそこから専門家に出演交渉やコメント取りをするそうです。深夜に専門家に連絡して怒りを買うこともままあるそうですよ。
実は、“スケジュールの都合”で番組を卒業したとささやかれていたサンドウィッチマンの２人も、“あの人とは二度と仕事したくない”と言っているという噂が聞こえてきています。好感度ナンバーワン芸人のサンドウィッチマンがそんなふうに思っていたとしたら、本当に余程の事態ですよね」（お笑いプロ関係者）
