5月13日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、かつてギャル系タレントとして、カリスマ的存在だった今井華(26)が出演。自らの経験から、ティーンがしがちな勘違いを鋭く指摘し、話題となった。
「バイブスバイブス言ってたらバイブスが激下がりしちゃった先生」として教壇に立った今井。久しぶりに会ったオードリーの若林正恭(40)や平成ノブシコブシの吉村崇(38)からは「上品になったよね」と言われるほど雰囲気が変わっており、現在はギャル要素がほぼない状態になっていた。
かつては気分や雰囲気を大まかに表す、“バイブス”という言葉を使いまくる“バイブスギャル”として、バラエティに引っ張りだこだった今井。
“バイブス”という言葉が2013年の“ギャル流行語大賞”を獲得するほどノリにのっていたのだが、芸能界は“超個性怪獣”だらけ。バイブスだけでは通用しなくなり限界を感じるも、制作側からバイブスを使い続けるように言われ、次第に追い詰められていったそうだ。
現在の今井にとって、“バイブス”という言葉は聞くだけで鳥肌が立ってしまう「死ぬほど嫌いな言葉」で、“バイブス恐怖症”に陥っているという。
そんな今井がギャルに対し、内面は何も変えず、見た目だけで個性を出そうとすると、一見個性があるように思ってしまうが、「実は“自分には個性がありません”とタスキをかけているようなモノ」と語り、見た目だけ派手にしても、それは個性にはならないと力説。
これに対し、生徒としてスタジオにいたギャル系タレントのゆきぽよ(22)は「(自分は)天性のギャルなんで」と、自分は違うアピールをするも、すかさず今井は「4年前、同じこと言ってました」とバッサリ。
そんな現在のティーンたちに、今井は「誰一人同じ人間なんていない。あなたが生きてるだけで個性」と、見た目の個性を出すためだけに、普通を嫌い無理をすると、自分がダメになると語った。
ネットでは「いい方向に進んだのですね。今のほうが好感が持てます」「それに気づける立派な大人になれて良かったね」「ギャルのときもかわいかったけど、今のほうがかわいいかも」「大人になった華ちゃんめちゃめちゃいい女になってた」といった声が続出。ギャルを卒業した今井に好感を持った視聴者は多かったようだ。
4年後のゆきぽよが楽しみ!?